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フィリピンというとセブ島への観光や語学留学が有名ですが、最近ではマニラの経済発展が著しく仕事でフィリピン出張する方も増えています。
でも、治安に未だ不安があるのもたしか。
ホテルに車では乗り入れる際には、ゲートで爆発物の有無のチェック、ホテルエントランスではボディチェックに荷物のエックス線検査もあります。
初めてマニラに行く場合、ホテルをどのエリアにとったらいいか迷う方も多いでしょう。
そこで今回はマニラの治安のいい滞在エリア4カ所とおすすめホテルを今回編集部が宿泊したホテルも含めてご紹介します。
マニラおすすめ滞在エリア1:マカティ(地図ブルー)

マカティはマイクロソフトやネスレといった大企業のオフィスを構えるマニラの経済、商業の中心地です。
ニノイ・アキノ国際空港からマカティへは渋滞状況にもよりますが、高速道路を使って車で約20〜30分です。
空港周りはそれほど高い建物がありませんが、マカティに近づくと企業が入る高層ビルが建ち並び非常に都会的な街並みに変化します。
グリーンベルト公園を囲むように作られた高級ショッピングモールのグリーンベルトや、フィリピンの主要スポットには必ずあるSMモール、ごちゃっと感のあるローカル色の強いグロリエッタなどショッピングモールが集まったアヤラセンターもあります。
ビジネス、商業施設が充実しているため、出張のビジネスマンや観光客も多く治安も良好なエリアです。
シャングリラやペニンシュラ、ラッフルズといったアジア系の高級ホテルも揃っています。
■ 立地抜群!ニュー ワールド マカティ ホテル マニラ
New World Makati Hotel, Manila 5つ星
予算:ミドル

ニュー ワールド マカティ ホテル マニラは空港から車で約20〜30分です。
ショッピングモールのグリーンベルト3の道を渡った向かい側にあります。
周辺はグロリエッタやランドマークといった他のショッピングモールへのアクセスもいいので大変便利です。
日本人の利用も多いホテルです。
館内は高級感があり、客室はシックでモダンな印象です。
朝食は種類が豊富で、好きな果物を選んでスムージーを作ってもらうこともできます。
スタッフも目が合うと必ず声をかけてくれてフレンドリーです。
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■ 立地も便利でリーズナブル!ジンジャン イン マカティ
Jinjiang Inn Makati 3つ星
予算:バジェット

ジンジャンイン マカティは上でご紹介したニューワールドマカティホテルマニラのすぐ裏手にあります。
道路を2回渡るとグリーンベルト3です。
部屋は日本のビジネスホテルのようなシンプルなインテリアですが十分な広さがあります。
とても清潔感があります。
デラックススイートにはバスタブもあります。(他の部屋はシャワーのみ)

余談ですがショピングモールも近いですが、ジンジャンインのすぐ隣にTon Ton Prestigeといタイ式マッサージのお店があります。
全身1時間450ペソ(約900円)でマッサージを受けることができます。
安いので旅の疲れを取りたい方、ショッピングモールを歩き回って疲れた方おすすめです!
マニラおすすめ滞在エリア2:パサイ(地図パープル)

パサイにはニノイ・アキノ国際空港や、ファイリピン最大級のSMモール・オブ・アジア(MOA)があるので日本からの観光客も多いエリアです。
空港からMOAまでは車でだいたい20分ほどの距離です。
MOAは4つの建物からなっていて敷地全体の広さは東京ドーム8個分の広さを誇ります。1日かけても見終わらないほど広いです。
フィリピンの人々は購買意欲がとても旺盛で、平日でも非常にたくさんの若者でにぎわっています。
SMモールの裏側は海になっており、レストランが建ち並ぶSMバイ・ザ・ベイの遊歩道があるので夕暮れ時は散歩をするのにもぴったり。
パサイの中でもMOAの辺りはシティ・オブ・ドリームがあるパラニャーケのエンターテイメント・シティにも近く、中級クラスのホテルが比較的多くあります。
■ SMモールオブアジア近く!ゴールデン フェニックス ホテル
Golden Phoenix Hotel 4つ星
予算:バジェット

ゴールデン フェニックス ホテルはSMモール・オブ・アジアから徒歩10分ほどの場所にある4つ星ホテルです。
ニノイ・アキノ国際空港からは混雑していなければ車で15−20分ほどです。
SMモールが近いだけでなく、ホテルのすぐ隣にはファミリーマートや食事をするところがちらほらありますが、基本的に静かなエリアです。
MOA周辺は治安的には問題ありません。
ただ、もしMOAからホテルまで歩いて戻る場合、日中なら女性1人でも大丈夫ですが、夜は人通りが少ない場所も通るため女性の一人歩きは避けましょう。近くてもタクシーを使った方が安心です。複数人で歩く分には大丈夫です。
ゴールデンフェニックスホテルの部屋は非常に広々としていてきれいです。WIFIのスピードも問題なく使えます。
部屋はバスタブはなく、シャワーのみです。
編集部のメンバー滞在時はある部屋が最初お湯が出ないというトラブルに見舞われました。
フロントに連絡をするとスタッフがすぐにきて「お湯になるまで出しながら待つように」と事情を説明をしてくれ、少し待つときちんとお湯が出ました。

ホテルスタッフは総じてフレンドリーでしたし、問題が生じた時の対応も早かったです。
朝食は非常に種類が豊富で、朝からかなりボリュームのある食事が取れますよ。

立地的には非常に便利で、価格をお手頃なのでビジネス、観光の滞在どちらにもおすすめです。
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マニラおすすめ滞在エリア3:パラニャーケ、エンターテイメントシティ(地図レッド)

パサイのお隣パラニャーケ市の中でもマニラ湾沿岸は、カジノリゾートが集まる一大エンターテイメントの街。
まだ開発中のところもあり、これからもっとも注目のエリアになりそうです。
マニラはカジノリゾート開発を活発に行なっていて、ハイアットやノブ、クラウン・タワーズと行った高級ホテル3軒を抱えるシティ・オブ・ドリームはじめ、ソレア リゾート アンド カジノや2017年ソフトオープンしたばかりで日系オーナーのオカダマニラなどが集まっています。
カジノリゾートは1つ1つの施設がとっても広いです。
特に今年できたオカダマニラは東京ディズニーランドに匹敵する敷地に900室もあるカジノホテルに、巨大噴水ショー、世界中から集められた50以上のトップブランドショップ、各国料理のレストランに、30mの高さをもつドーム型の屋内ビーチクラブなど規模の大きさに圧倒されます。
このエリアに泊まるならぜひカジノリゾートホテルを試してみてください!
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マニラおすすめ滞在エリア4:BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)(地図グリーン)

マニラの街を車で移動している時、窓の外に目を向けるとあちこちでまだ貧しさが垣間見えることがありますが、ボニファシオ・グローバル・シティに入ると途端に「えっ!」と驚くと思います。
高層ビルが立ち並び、なんとなくシンガポールのシティやオーチャードを思わせるとてもきれいな街です。
マカティのすぐ隣にあり、アヤラ財閥が開発を手がけています。
開発前は何もない野原同然だったところに13年間で1つの街が誕生したことになります。
ハイエンドなショップやレストランが並び、外国人駐在員が多く住む街としても有名です。
BGCは治安も良好で、街歩きも楽しめます。
メインの通りであるハイストリートはマニラの若者の人気デートスポットでもあります。
街のあちこちでは今も建設中のビルがちらほら見られこれからどんどん変化していく街です。

■ 暮らすように滞在!アスコット ボニファシオ グローバル シティ マニラ
Ascott Bonifacio Global City Manila 5つ星
予算:ミドル〜

BGCのホテルは王道の高級ホテルならシャングリ ラ アット ザ フォート マニラもありますが、高級アパートメントホテルのアスコット ボニファシオ グローバル シティ マニラもおすすめ。
立地はフィリピン証券取引所の真向かいにあり、周辺は無印良品や各国料理のレストランがあり便利です。
ベージュ系でまとめられたインテリアはとても落ち着きます。
客室は大変広く、キッチンや洗濯機と乾燥機も完備されているので出張のビジネスマンや、少し長期で滞在する旅行に重宝します。
2ベッドルームの部屋もあるので家族旅行にもぴったり。高層階の部屋なら眺めも良いです。
朝食も美味しいと評判。
暑すぎない夕方などは近くの広場でのんびりするのもいいかも。
高級アパートメントホテルで暮らすように旅してみたい方におすすめです!

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編集後記
フィリピンのホテル相場は安めで、時期にもよりますがシャングリ ラやペニンシュラなどの5つ星ホテルも2万円台で宿泊できます。
そのため安全面を考えるとあまり価格の安いホテルや星の数が低いホテルは避ける方が無難です。
また夜1人で街中を歩くことは避けるようにしてください。
なお、地下鉄やバスなどのインフラ設備がいまひとつ整っていないフィリピンでは、観光客の交通手段は主にタクシーになります。
しかし、フィリピンのタクシーの多くはぼったくりや、お釣りを返さないことが日常茶飯事なので注意が必要です。
そこで助かるのがGrabタクシー
以前はUberとGrabが競合していましたが、GrabがUberの東南アジア事業を買収したので、今使うならGrab一択。
事前に運転手情報がわかり、行き先も最初に入力できるので道に迷うリスクやボッタクリのリスクを軽減できます。
またマニラには日系タクシー会社RYOAKI TAXIもあります。
それほど多く見かけないかもしれませんが、日本式のサービスを取り入れていて、メーターも倒し、お釣りも返してくるよう教育されているので、もし通りやタクシースタンドでRYOAKIを見かけたらこのタクシーに乗ることをおすすめします。
人口も増え若者も多いフィリピンはこれからどんどん発展していきます。
1年後ではまたきっと違う風景が広がっているでしょう!
ぜひ変わりゆくマニラを楽しんできてください!
