ひとり旅

ホーチミン タンソンニャット空港近くの図書館ホテル ジ・アルコーブ ライブラリー ホテル(The Alcove Library Hotel)

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8年前に続き2度目の訪越です。以前と比べて驚いたことが2つあります。

1つは道路が渡り易くなったこと。

8年前は信号が赤でもバイクが止まってくれずかなりカルチャーショックを受けましたが、今回は止まってくれるバイクが多くなりました。

そしてもう1つがデザイン性の高いおしゃれなホテルが増えたことです。

海外でホテルを探すときには、立地や、清潔さ、価格、雰囲気など色々な項目を考えて迷いますよね。

せっかくならそこにしかない個性が光るホテルに泊まるのも旅の楽しみの一つではないでしょうか?

ベトナムはフランス領だったこともあり、白い外壁のヨーロッパを思わせる建物を街中でよく見かけます。そうしたコロニアル様式の建物をホテルとして活用しているところもちらほら。

今回ご紹介するジ アルコーブ ライブラリー ホテル The Alcove Library Hotel もコロニアル様式な建物を活かしたおしゃれなブティックホテルの1つ。価格も1泊5,000円前後(2016年9月時点)とリーズナブルです。

口コミ評価の高く取材部でも話題にのぼっていたジ アルコーブ ライブラリー ホテルに今回実際に泊まってみましたので、館内施設や周辺などもう少し詳しくをご紹介します!

館内の様子:まるでヨーロッパの図書館・・・

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ホテル名にLibrary(図書館)とつくようにこのホテルのコンセプトは図書館。

ロビーに1歩足を踏み入れると、壁一面を大きな本棚が占めているのがとっても印象的です。

日が落ちるとシャンデリアに明かり灯り、館内がより美しく見えます。

まるでヨーロッパの図書館にいるようで、雰囲気がとてもいいです。書棚には実際にたくさんの蔵書があり(英語)滞在中は自由に読むことができますよ。

また、ロビーのソファセットにはウェルカムフルーツが置いてあるので、自由に食べることができます。

客室:モダンでシンプル

部屋は白とベージュを基調にしたモダンでシンプルなインテリア。余分なものがないのでとてもすっきりした印象です。

部屋タイプは以下の4つ。

    • スタンダードダブルルーム
    • スーペリアダブルルーム
    • エグゼクティブスイートルーム
    • スイートルーム(簡易キッチン付)

ダブルベッドも大人2人、お子さんが小さいければ3人でも余裕を持って眠れるサイズです。

友人同士ならシングルベッドが2台のスーペリアダブルルームの部屋がいいでしょう。

バスルームはバスタブのないタイプで、シャワーブースのみ、コンパクトにまとまっています。シャワーは通常のノズルタイプとレインシャワーが付いています。シャワーの水圧も問題ありませんでした。

室内では無料WIFIが使え、速度も申し分ありません。

また1室、1泊に付きペットボトルのお水が2本サービスされます。高温多湿で水は必須なのでありがたいサービスです。

ホテルは大通りから1本入った閑静な住宅街にあるので夜は静かで、ゆっくり過ごすことができます。

スタッフの対応:みんなフレンドリーで親切!

ホーチミンのホテルのスタッフはフレンドリーな傾向にありますが、アルコーブライブラリー ホテルのスタッフもやはり素敵でした。

到着早々ドアマンやフロントスタッフが笑顔で出迎えてくれ、チェックインの間に冷たいおしぼりとウェルカムドリンクをサーブしてくれます。

チェックイン後、ロビーの写真を撮る際もシャンデリアの灯りをつけて明るくしてくれたり小さな心遣いが気持ちよかったです。

フロントでは周辺のおすすめレストランやカフェを教えてくれますし、現地ツアー(英語)の手配もしてくれます。

残念ながら日本語は通じませんが、片言の英語でも一生懸命聞いてくれますし、ゆっくり話してくれます。

朝食:オーダー制の朝食が美味しい!

アルコーブ ライブラリー ホテルの朝食は最上階のカフェレストランでいただけます。ビュッフェではなくオーダー制です。

席に着くとまず果物とヨーグルト、フランスパンがみんなにサーブされますが、メインはオーダー制になります。

フォー、エッグベネディクト、パンケーキなどベトナム料理や欧風のメニューがあるので、連泊してもあきません。フォーも、パンケーキも美味しいですよ!

テラス席もあるので天気のいい朝はそこで朝食をとるのも気持ちがいいです。

周辺エリア:カフェが充実!ホーチミン市内と空港の中間にあるどちらにも行きやすいエリア

タンソニャット空港まで車で約10分。ホーチミン市中心部までは車で約20分ほどです。

空港と市中心部のほぼ中間にあるため主な移動手段はタクシーになります。

アルコーブ ライブラリー ホテルから市内への移動手段はタクシーになりますが、ベトナムはタクシー料金が安価なので気軽に使えます。

気をつけたい点としては、ホーチミンは通勤時間帯の交通渋滞がものすごいため、朝夕の通勤時間帯に移動するなら倍くらいの時間を見たほうが良いでしょう。

そしてアルコーブ ライブラリー ホテルがあるのはホーチミン市内でもカフェが多いフーニャン地区

徒歩5分くらいのところに、ホテルスタッフ一押し、地元の人にも人気の隠れ家カフェ『Cafe Trầm(チャムカフェ)』があります。

入口には警備員とおぼしき複数の男性が座っていますし、通りから建物が見えないので
「進んで大丈夫なのかな!?」
と不安に駆られますが、そのまま奥へ進み木製のドアを押して入ると・・・目の前には池が!

鯉が泳いでいたり、目線を上げると建物の間に小さな橋がかかっていたりと、とっても好奇心をくすぐられる空間です。

夜の店内は照明が抑えられていてロマンチックな雰囲気です。

メニューはベトナム語のみで、スタッフもあまり英語は通じませんが、隣のテーブルを指差しで注文してみるのも楽しいかも!

こんな方にオススメ!

  • のんびり、静かなエリアで過ごしたい方
  • リーズナブルな価格で、おしゃれなデザインホテルに泊まりたい方
  • 深夜、早朝便利用で空港に近いホテルに泊まりたい方
  • 清潔で、スタッフがフレンドリーなホテルに泊まりたい方

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編集後記

ホーチミンにはアルコーブ ライブラリー ホテルのあるフーニャン地区だけでなく市内あちこちにカフェがたくさんあります。

バイン・ミーなどご飯系や、デザート系が充実したおしゃれなカフェもたくさんあります。

何を食べようかちょっと迷ったり、暑い外で歩い回って疲れたら自分だけお気に入りカフェを見つけて、のんびり一息つくのもいい思い出になりますよ。

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ABOUT ME
Itoh
設計よりも素敵な建築を見る方が好きでこちらの編集部へ来ました。 2級建築士免許保持者ですが今はペーパー建築士です。 海外のホテルインテリアが好きで、デザインホテルから歴史的な建物をリノベーションしたホテル、有名建築家の作品や世界遺産など建築にまつわる記事を中心に担当しています。 みなさんの旅先の発見のヒントになるような、そんな情報を発信していけたらと思っています。