バンコクにはスワンナプーム国際空港ととドンムアン空港があります。
メジャーキャリアの国際線はスワンナプーム空港に発着します。
一方、ドンムアン空港は主に国内線や国際線のLCC(格安航空会社)の発着空港となっています。
日本からスワンナプーム空港到着後、タイ国内線やLCCで他国へ移動する場合、出発空港がドンムアン空港になることがあります。
スワンナプーム空港からドンムアン空港への移動自体はシャトルバスが出ているので簡単です。
朝5時から深夜12時発まで12分〜30分間隔(時間帯による)で出ています。
スワンナプーム空港の到着ロビーの3番出口を出るとシャトルバスの受付を行う机と係員がいるので、ドンムアン空港発の航空券を見せると手にスタンプを押されバスに無料で乗ることができます。
所要時間は道路が混んでいなければ約1時間ほどです。
LCC便の場合、出発が深夜、早朝になることが多いためドンムアン空港内で夜を過ごす人も多いです。
例えばスワンナプーム空港から深夜12時発のバスに乗ったとすると、ドンムアン空港に着くのは深夜1時頃。
早朝6時発の飛行機に乗る場合、空港内で5時間は時間を潰す必要があります。
チェックイン時間が2時間前で4時にカウンターに行くとしても3時間はあります。
コストを抑えるため空港内のベンチで横になったり、24時間営業の飲食店で過ごしたりする人もたくさんいます。
でも、1人旅の場合ベンチで眠るのは不安になりますよね?
特に女性1人の場合は。
それに、1人だとトイレに行くにも荷物をいちいち持っていかないといけないので面倒だったり、深夜 到着なのでとにかくシャワーを浴びたい、フライト後なので足を伸ばしたいということもあったりしますよね?
そこで今回は早朝便の利用にも安心なドンムアン空港内のホテルを2軒ご紹介します!
空港内から直結通路でいける!
アマリ ドン ムアン エアポート バンコク
Amari Don Muang Airport Bangkok
ドンムアン空港のターミナル1の到着ロビー内にホテル直結の看板があるためとてもわかりやすいです。
空港とホテルまでは連絡通路で繋がっています。
部屋も広くきれいです。
早朝出発の便を利用する場合も渋滞で遅れる心配がない立地なので安心して眠ることができます。
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空港内で1時間から利用可能!
スリープ ボックス バイ ミラクル Sleep Box by Miracle
スリープボックの売りは何と言っても立地、ドンムアン空港のターミナル2内にあります。
ターミナル2からターミナル1も歩いてすぐなので早朝便のチェックインが始まったらカウンターすぐ行くことができいます。
スリープボックスはアマリホテルよりももっとシンプルなホテルです。
とは言っても、ダブルベッド、シャワーもちゃんと完備され、アメニティと無料のお水のボトルあります。
部屋の広さはややコンパクトですが清潔です。
狭いとはいえ出発時間までの数時間を過ごすなら十分です。
1時間から時間単位で利用できます。
利用が2−3時間の休憩でもシャワーを浴びて、ベッドで足を伸ばして横になることができます。
3時間で1,305.00バタイーツ(約4500円くらい)なので少々割高感があるのは否めませんが、個室で休めるので空港内のベンチでずっと荷物を気にしたりと心配して過ごすよりも気持ち的に楽です。
便利なスリープボックスですが、いくつか改善点もあります。
まずシャワーのお湯の温度が低い。
エアコンの調整が部屋ごとにできず、かなり効きがいいので寒いかもしれません。
ドライヤーは部屋に備え付けではないのでフロントに電話して持ってきてもらう必要があります。
また、必ずしも改善点とはいえないポイントかもしれませんが、受付時に鍵のデポジットとして300タイバーツ(約1,000円)のデポジットを預けなくてはいけません。
ホテル料金自体はクレジットカードで支払いできますが、このデポジットは現金のみの受け付けです。
そのため、タイは乗り継ぎ利用でバーツを持っていない方も、300バーツの両替は必要になります。
スリープボックスの近くに24時間オープンの両替があるのでご安心を。
このお金はチェックアウト時に返してもらえます。
時間換算で5時間以上の滞在なら、シーズンや部屋タイプにもよりますがアマリホテルの方がコスパいいかもしれません。
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編集後記
深夜着、早朝発のLCCはどうしても待ち時間が長くなります。
同じように待っている人も多いので空港内のベンチも落ち着かないかもしれません。
また、出国手続き後の待合スペースも混み合っててなかなか気が休まらないことも多いです。
空港内のベンチよりはお金がかかりますが、安全面や体力面を考えても空港内のホテルで休憩して旅を思い切り楽しんできてくださいね!