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マカオはカジノ派?観光派?香港から1泊旅行を楽しむおすすめホテル5選

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香港を一通り楽しんだらフェリーで約1時間のマカオはいかがでしょう?

日帰りでも十分行けますがかなり駆け足になります。もし時間に余裕があるなら1泊してゆっくり滞在するのがおすすめ。

マカオはマカオ半島、その南側のタイパ島、コロアン島、その間の埋立地コタイ地区があります。

観光客の滞在が多いのは、

  • 壁1枚が残る教会で有名な聖ポール天主堂跡など世界遺産のポルトガル風街並みの残るマカオ半島
  • 大型高級カジノリゾートホテルが立ち並ぶコタイ地区

滞在する目的でどちらがしっくりくるかは変わってくると思います。

それぞれの地区の特徴やおすすめホテル5軒をご紹介します。

コタイ地区:滞在そのものを楽しめる大型高級カジノリゾートホテルが勢揃い!

たとえば

「カジノリゾートのにぎやかさは感じたいし、観光も少しはしたいけど、むしろ豪華なホテルのプールでのんびりしたい。」

という方にはコタイ地区の方がおすすめです。

タイパ島とコロアン島の間の埋立ててできたコタイ地区にはエンターテイメント施設として大人も子供も楽しめる大型カジノリゾートが集まっています。

しかも、そのカジノリゾートにには、コンラッドやセントレジス、シェラトンにJWマリオット、リッツ・カールトンなどなど世界中の高級ホテルが勢揃いで、時期にもよりますが1室2名なら2万円以下で宿泊できるところも結構あります。

そのためリーズナブルに高級ホテルに泊まってみたいという方にもおすすめ。

マカオだけでなくラスベガスやマニラのカジノリゾートに共通することかも知れませんがどのホテルも1つ1つが非常に大きいです。

広すぎてエントランスから部屋までたどり着くまでが遠いなんてこともマカオだけでなくラスベガスやマニラ、シンガポールのカジノリゾートではよく聞く話です。

広大な敷地にレストラン、カジノ、プール、ショッピングモールがそろっていますし、有名なミュージシャンのライブやミュージカル、ホテル内でもあちこちで大道芸人がパフォーマンスを繰り広げたり、1日ホテル内にいても十分楽しむことができます。

またマカオホテルのカジノは宿泊客でなくても自由に入ることができます。

そのためもしカジノの雰囲気を少し感じてみたい時などは、ギャラクシーやベネチアン、サンズなど有名どころのカジノをちょっとずつのぞいてみるのもいいかもしれません。

カジノも高級ブランドもそんなに興味ない、けどプールサイドでのんびりするのも少し飽きたな・・・という方には、コタイ地区一番の観光スポット、タイパ・ヴィレッジへぜひ。

細い路地がちょっとした迷路のようで、そこかしこにポルトガル領時代の面影を残すノスタルジックな街並みはとてもフォトジェニックです。

お土産を探すにもちょうどいいですし、ポルトガル料理のレストランからマカオ名物のエッグタルトや、ジューシーなビーフジャーキーにフレッシュフルーツを使ったスイーツなどローカルB級グルメも堪能できます。

ザ ベネチアン マカオ リゾート ホテルの西口から徒歩10分ほど、ギャラクシーマカオの道路を挟んだ対岸にあります。

ちなみにコタイ地区の南側のコロアン島までタクシーに乗って行けば約10分ほどなのですが、カジノリゾートの絢爛豪華さとは一転、鄙びたのどかな空気感に変わります。

ビーチで海水浴ができたり、トレッキングやバーベッキューなど外での遊びが満喫できるので自然派な方はこちらに足を伸ばしてみるのもいいでしょう。

コタイ地区はこんな方におすすめ!

  • 2万円以下で5つ星ホテルに泊まりたい!
  • 子供がいる家族旅行(プールやキッズスペース充実のホテルも多いです。)
  • マカオも香港同様蒸し暑いのであまり歩き回らず豪華ホテルでのんびりしたい。
  • カジノを色々周りたい。

おすすめホテル(コタイ地区)1:マカオでも有名!ザ ベネチアン マカオ リゾート ホテル The Venetian Macao Resort Hotel

ザベネチアン マカオ リゾート ホテルはマカオのカジノホテルの中でも代表格の5つ星ホテルです。

アメリカのカジノリゾート運営会社Las Vegas Sandsがマカオで展開する大型カジノホテルリゾート5つのうちの1つ。

(マカオにある5つのホテル:ベネチアン、パリジャン、サンズ コタイ セントラル、サンズ マカオ、プラザ マカオ)

ホテル、ショッピングモールがベネチアの街をイメージした作りで、まず玄関を入って驚くのがドーム状の天井に本場さながらのフレスコ画が描かれたロビー。

そこから天井画に気を取られつつ高級ショップが連なる廊下を通り抜けるとカジノスペースにたどり着きます。

非常に広大なカジノスペースにも関わらずどのエリアもにぎわっています。

ショッピングモールエリアのグランドカナルショップでは、室内ながら運河が作られゴンドラが行き来しています。

ショッピングモールは天井画などキラキラ華やかですが、客室は柔なか色合いでコーディネートされたインテリアで非常に落ち着きがあります。

ツインルームヤダブルルームも部屋の広さにゆとりがあります。

また、FAMIGLIA SUITEはキングベッド1台以外にも2段ベッドがあり家族連れにもぴったり。

屋外プール、屋外ジャグジーもあります。

2万円以下で宿泊できる時期もありますのでぜひお得な時期や宿泊料金をチェックしてみてください。

ザ ベネチアン マカオの空室状況と最安値価格をチェック

おすすめホテル(コタイ地区)2:マカオにエッフェル塔登場!?ザ パリジャン マカオ The Parisian Macao 

2016年オープンのザ パリジャン マカオはベネチアンに隣接するこちらもLasvegas Sands運営のグループホテルです。

パリをイメージした世界観で作られたホテルは外観、内部ともさながらベルサイユ宮殿を思わせるような華麗なデザインや装飾で彩られています。

ホテル正面にはなんと実物の1/2サイズエッフェル塔がそびえています。

実際に登ることもできますよ!(ちなみに有料で大人1人100パカタです。)

ベネチアン、パリジャン、フォーシーズンはショッピングモールで繋がっているので暑くても行き来が簡単です。

夜のショーまで待たなくとも大道芸人がモール内いろんなところでパフォーマンスを繰り広げているのでお子さんも楽しめます。

ベネチアン側からパリジャン側のショッピングモールに足を踏み入れると雰囲気も変わります。

より外の光がたくさん入る設計がなされているのでより明るく華やかさを感じることでしょう。

こちらもショッピングモールのキラキラ感とは違って客室はモダンでシンプルなインテリアです。

FAMILLE ROOMはクイーンサイズベッド1台と子供用の2段ベッドがあり、小さなお子様がいる家族旅行にぴったりです。

屋外プール、キッズ用のアクアワールドがあります。(有料)

パリジャンの方がベネチアンよりややリーズルブルな値段設定ですが、時期によってどちらも1万円台で泊まれることができます。

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おすすめホテル(コタイ地区)3:プール、サービス充実の日系ホテル!ギャラクシー マカオ – ホテル オークラ マカオ Hotel Okura Macau

サンズ系のベネチアンやパリジャンがコタイ地区の一角を形成すように、他にも複数のホテルが集まったカジノリゾートがあります。

ギャラクシーマカオもその1つ。ギャラクシーマカオ内には「ホテルオークラ」以外に「JWマリオット・ホテル・マカオ」「ザ・リッツ・カールトン・マカオ」「バンヤン・ツリー・マカオ」「ギャラクシー・ホテル」「ブロードウェイ・ホテル」の6つがあります。

マカオはローカルの人には英語がほとんど通じないため、特に初めて行く方や言葉の面で不安を感じる方はホテル オークラ マカオが非常におすすめです。

マカオ唯一の日系ホテルでロビーには日本人専用のカスタマーサービスカウンターもあるので、何か困りごとがあれば相談できる環境があるのは非常に心強いです。

また日系ホテルならではの対応のきめ細やかさ、丁寧さはダントツです。

客室も和のエッセンスを取り入れた無駄のないデザインで居心地がいいです。

1つ難点といえばベネチアンやパリジャンの様な家族用の部屋がないことくらい。12歳以下の子供なら2名まで両親と同じベッドなら1室料金で宿泊可能です。また、有料ですがエキストラベッドも1代までは入れることが可能です。

ギャラクシー内には全ホテル共通で利用できるグランドリゾートデッキと呼ばれるもはやビーチいう言葉の方が当てはまるようなとても巨大な屋外プールがあります。(宿泊者は入場無料)

白い砂浜、椰子の木や南国の植物によるトロピカルガーデン、1.5mの波の出る世界最大級のウェーブプール「スカイトップ・ウェーブ・プール」や世界最長の流れるプールで「スカイトップ・アドベンチャー・ラピッズ」川下り気分など子供はもちろん大人もワクワクするウォーターパラダイス。

屋内プールやジャグジーもありますし、カジノ以外にももちろんショッピングモールや他のショーなどのエンターテイメントも充実しています。

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マカオ半島(マカオ歴史地区):30もの世界遺産に絶品エッグタルト、マカオの観光スポットが集中!

マカオ歴史地区には計30(22の歴史的建造物と8つの広場を含む)もの世界遺産が登録されています。

観光の拠点となるのはセドナ広場。

セドナ広場から歩ける範囲に世界遺産の建物が集まっていて、それぞれのスポットへの看板もあちこちにあるので初めてでもあまり迷うことなくたどり着くことができるでしょう。

ポルトガル風な洋式の建物や教会がある一方で、1本隣の通りに入ると中国風のごちゃごちゃっとしたマンション群やお寺があったり、西洋と東洋が混在した街を気の向くまま歩いてみるのも楽しいですよ。

ちなみにマカオ名物エッグタルトならぜひMargaret’s Cafe e nata(瑪嘉烈蛋撻店)に足を運んでみてください!

超人気店でいつも行列ができてますが回転が早いのでそれほど待たされることはありません。じつは他のメニューも豊富でサンドイッチなども注文を受けて作るスタイルで担当の方がスタンバっています。

セドナ広場から聖ポール天主堂跡へ向かうときに通る大三巴街はビーフジャーキーを中心としたいろいろな肉のくん製屋さん(試食できます)や、薬局、おみやげ用のお菓子を売るお店などがずらっと並んでいます。

また、B級グルメも充実で人気のカレー風おでんのお店が並ぶ通りがあります。日本おでんとの違いを感じてみるのも面白いですよ。

週末などは原宿の竹下通り並みに自分のペースで歩くのが難しいほど混んでいます。

マカオ半島側にももちろんカジノホテルはありますが規模感でいえばコタイ地区よりは小さくなります。

歴史的な建造物やマカオ料理、ローカルの雰囲気を堪能したいなら断然旧市街の方が楽しいです。

マカオ半島側はこんな方におすすめ!

  • 世界遺産見て回りたい。
  • ローカルグルメ食べ歩きたい。
  • 街歩きを楽しみたい。
  • ホテル滞在より観光重視!

おすすめホテル(マカオ半島)4:マカオ半島のランドマーク!グランド リスボア ホテル Grand Lisboa Hotel

グランド リスボア ホテルはマカオ半島で一際目立つ高い建物。蓮の花をイメージした外観は非常にインパクトがあります。

ホテル名を知らなくても建物に見覚えのある方も多いと思います。

マカオの街中のどこにいても見えるので目印代わりにも。

マカオフェリーターミナルからは無料シャトルバスがあります。

ホテルからフェリーターミナルへ行く場合はホテル2階のカジノエリア入口にあるインフォメーションセンターでチケットを受け取り、地下のバス発着場に行くようにしてください。

所要時間は約10−15分ほどです。タクシーならだいたい40パタカ(600円前後)です。

ホテル前を通る殷皇子大馬路(Avenida do Infante Henrique)をまっすぐ行くとセドナ広場へも徒歩10分ほどで行くことができるので、観光重視派におすすめのホテルです。

ホテル内は中国本土からの団体客や観光客でいつも賑わっています。コタイ地区の大型リゾートホテルのカジノと比べると規模はやや小さく感じるかもしれませんがとてもにぎわっています。

客室のインテリアについてはビビッドな赤系なのでもしかしたら好みは分かれるかもしれませんが、非常に広々としていてきれいです。

屋外プールもあります。コタイ地区のホテルにあるような広大なプールと比較すると物足りないかもしれませんが街の中心部にあるホテルのプールとしては十分な広さです。

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おすすめホテル(マカオ半島)5:街の中心部で便利!グランド エンペラー ホテル Grand Emperor Hotel

グランド エンペラー ホテルはマカオのフェリーターミナルからタクシーで15分くらいのマカオ半島のホテル群の中にあります。

もちろんフェリーターミナルからは無料のシャトルバスが運行されています。

グランドリスボアやセドナ広場にも徒歩7〜8分ほどで行くことができる便利な立地です。

マカオらしく派手な外観に、エントランスでは金色の馬車に英国風の衛兵がおでむかえ。

ロビーの床には金の延べ棒が埋め込まれていたり、オーナーの一人がジャッキー・チェンなど話題性抜群です。

ロビーや外観は金ピカでセンスがいいかといわれるとむずかしいですが、客室はベージュ系で統一されていて案外上品でシックにまとまっています。

プールはありませんがサウナ(有料)があります。

グランド エンペラー ホテルの空室状況と最安値価格をチェック

まとめ

香港からマカオに行く際の注意点を3つ挙げておきます。

・移動編

編集部が香港からマカオへ移動した日はちょうど週末だったためマカオ半島側のフェリーターミナル行きのターボジェットフェリーのチケット売り場はものすごい混雑でした。

当日購入はチケット完売が多く午前中遅めに行くと夕方のチケットしか空いていないなど希望時間にチケット取れないこともあるので、オープン直後を目指すかインターネットでの事前予約がおすすめです。

また、同じフロアにコタイ地区側、タイパ島のターミナル行きのコタイウォーターフェリーのチケット売り場もあります。

本数はそれほど多くありませんが、マカオ半島行きの希望時間のチケットが完売でもタイパ行きだと空いていることもあります。

日帰り旅行なら例えば最初にコタイ地区のベネチアンまで無料シャトルバスで行き、タイパビレッジを見て、タクシーでマカオ半島側に行き、帰りはマカオ半島のターミナルから帰るというのもどちらも見れていいかもしれません。

・出国編

マカオは香港とは違う国なので出国、入国審査があります。

必ずパスポートの携帯をすることと、場合によって出国審査の列が長くかなり時間がかかることがあります。

編集部は混雑に巻き込まれフェリー出発時間5分前に審査を抜けるというかなりヒヤヒヤの展開をしましたので、ぜひ余裕を持って早めに出国審査をすませるようにしましょう。

・お金編

マカオでは香港ドルもそのまま使えるためタクシーなどでは香港ドルのまま払うことができます。

パタカと香港ドルはほぼ同レートなはずなのですが、時々メーター金額と違う額を要求される場合があります。

コタイ地区からマカオ半島に移動する場合は上乗せがありますのでそちらは問題ありません。それ以外でもし上乗せされているようなら確認が必要です。とはいえ、英語が通じない運転手が多いので少し多めが(数十円〜100円くらい)納得できるようなら、それも旅の経験と割り切ることになるかもしれませんね。

コタイ地区とマカオ半島間はタクシーを利用すれば70−80HKD(約1,200円前後*2017年7月時点)、道路の混在具合にもよりますがベネチアンからセドナ広場まで約15~20分程度で行くことができるので、地理的なことでどちらにしようか迷ったら直感で決めて問題ありません。

ぜひマカオを楽しんできてください!

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ABOUT ME
Suzuki
the FLAT PLANET編集部員の鈴木です。 お金持ちはどんな旅行をするのか?どんなホテルに泊まるのか?などなど富裕層に関連した記事を主に担当しています。 去年は好きが高じてフィナンシャル・プランナー2級を取得、編集部の仕事のかたわら時おり友人の資産運用の相談にものっています。 夢はプライベートバンクに口座を持つこと。 旅は人生をより豊かにしてくれます。みなさんの旅がより充実するようなそんな情報を発信していけたらと思っています。