カナダへ旅行というとオーロラをみたい!シロクマに会いたい!スキー・スノーボードがしたい!
などなど自然と触れ合う旅をしたい方が多いと思います。
中でもカナディアンロッキー観光は一生に一度は行ってみたいと思っている方も多いでしょう。
ロッキー山脈は約100万年前に氷河におおわれ、時とともにその氷河がとけ出し周辺には美しい湖や川や滝ができました。
自然豊かなカナディアンロッキーはカナダ観光の代表格。
ロッキー観光の玄関口はバンフまたはジャスパーです。
ロッキー山脈が通るバンフやジャスパー周辺には4つの国立公園と3つの州立公園からなるカナディアン・ロッキー山脈自然公園群が広がっていて、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
光の加減や時間帯によって色が変わる湖、壮大な山々、峡谷など手付かずの自然が残り、雄大な景色を思う存分堪能することができます。
今回はロッキー観光の拠点の1つ、バンフの街と周辺エリアの見所、おすすめホテル3軒をご紹介したいと思います!
バンフと周辺の見所は?
バンフの街やロッキー観光で必見の湖や氷河など数多くの名所を含むバンフ国立公園はカルガリーの西方にあります。
1つ1つの場所は距離があるのでロッキー観光するなら現地発着の1日ツアーが見所を効率的に回れて便利でしょう。
有名なレイクルイーズはエメラルドグリーンの水面が美しく、晴れた日にはビクトリア氷河が映り込んでインスタ映え間違えなしな写真が撮れます。
レイクルイーズの近くにあるモレーン湖も季節、時間で湖水の色が変わり美しいです。
見るだけでなく夏はカヌーもできますし、周辺でハイキング、ウォーキングも楽しめますよ。
レイクルイーズとモレーン湖はともにその湖水のエメラルドグリーンの美しさから、ロッキーの宝石と称されるほど。
あまり意識せずシャッターを押してもフォトジェニックな絵になる写真が撮れます。
ペイト湖は夏に氷河が融けると岩の微粒子が水に流れ込み、光の加減で湖水がターコイズブルーやエメラルドグリーンに色が変わり、こちらも大変美しい湖として人気です。
一方で、バンフの街から一番近いバーミリオン湖にはもしタイミングあうならぜひ日の出や夕暮れ時に行ってみてください!
透明度の高い湖で、日の出や夕暮れ時には湖が惚れ惚れするくらい赤紫や朱色に染まります。
その湖面にはランドル山が映り込み、その風景はさながら1枚の絵画のようです。
ちなみに湖の名称のバーミリオンは朱色を意味しています。
冬もウィンタースポーツをする人には楽しいエリアですが、観光という点で言えば雪のため閉鎖されてしまうところもあるのでロッキー観光するなら初夏〜秋(4-10月くらい)がベストシーズンです。
ただ10月だと時によっては雪になることもあるので、コンパクトに持ち運べる防寒具をお忘れなく。
初夏〜秋のツアーの目玉といえばコロンビア大氷原に雪上車で行けること。
コロンビア大氷原は約1万年前の氷河期から残る巨大な氷河で、北極と南極をのぞけば世界最大規模を誇る氷原です。
ツアーでは氷河の入口で雪上車に乗りこみ、到着すると氷河の上に降り立ち歩くことができますよ。
バンフの街自体はこじんまりしていて、レストランやお土産物屋さんなどのショップも集まっているので歩いて回ることができます。
バンフ滞在中はぜひアルバータ牛を食べてみてください!
日本の牛肉と違って食べ応えがあるがありますが、肉肉しい感は満載。これぞステーキを食べてる感を十分に与えてくれます。
おすすめレストランは街中にあるMelissa’s Missteak。
お肉にジャガイモ丸ごと1個のベークドポテトにパンもつくのでとってもボリューミーです。
バンフの街の中心部から少し離れたところにバンフ・アッパー・ホット・スプリングスという温泉もあります。
バンフの街からはROAM Busという公共バスが通っていて、片道2カナダドルなので気軽に出かけられます。
街中のバス停からサルファーマウンテン行きのルート1のバスに乗って行くことができます。
バスというとちょっとハードルが高いかもしれませんが、バス停の詳しい場所などはホテルのコンシェルジュやレセプションや、乗る時にバスの運転手に確認してから乗れば問題ありません。ローカルな交通手段にトライしてみるのも旅の楽しみですよね。
海外の温泉は水着着用になります。水着を忘れても水着、タオルのレンタルもあるのでご心配なく。
温泉とはいえ日本人の温泉の感覚で行くと「これが温泉!?」と思われるかもしれません。
海外の温泉はどちらかというとジャグジーや温水プールのイメージでいるといいです。
ちなみに入場料は大人7.30カナダドルです。
バンフ中心部で街歩きにも便利 バンフ アスペン ロッジ Banff Aspen Lodge
アスペンロッジはバンフの街中にあるので周辺にレストランやお土産物店などもありとても便利です。
館内のインテリアはカジュアルな雰囲気でスタッフもフレンドリーです。
客室は十分な広さがあり、格式張っていないので肩肘張らずゆっくりできますよ。
アスペンロッジの中庭にはホットタブ(温水のジャグジー)があるので水着があれば体を温めることができます。
バンフの街中で便利なホテルがいい方、リーズナブルな価格帯で清潔なホテルに泊まりたい方におすすめです!
部屋に暖炉がある バッファロー マウンテン ロッジ Buffalo Mountain Lodge
バッファロー マウンテン ロッジはバンフのお店などが多くある中心部までは歩くと30分、車であれば約10分と少し離れたところにあります。
しかし、その分静かで、リスや鳥がホテルの部屋近くの木にやって来ることもある自然豊かなエリアにあります。
建物にはログハウス調の造りで、天井も高く木がふんだんに使われているので大変落ち着くインテリアです。
このホテルの特徴は何といっても客室に暖炉があること!
夏だと出番はないですが、春先や秋でも10月ともなれば雪が降ることがあるのでそんな日にはぜひ暖炉体験して欲しいです。
夜は暖炉の前でお酒やお菓子など好きなものをつまみながらまったり過ごす。炎の揺らめきを眺めているととてもほっとした心持ちになります。
海外の映画やドラマを見ていると1度は憧れるシチュエーションではないでしょうか。
客室の中でもおすすめはプレミアルーム。
暖炉はもちろんありますが、猫足のバスタブも。シャワーブースも独立してあります。
不思議なのですが猫足のバスタブってなんともいえずおしゃれでテンションが上がりますよね。
バッファローマウンテンロッジはロッキー観光の拠点にはもちろんですが、庭先にリスや鹿が訪れる自然豊かなホテルなので、カナダらしさ、山の自然を感じたい方におすすめのホテルです。
立地的にはレンタカーがあると便利ですがバスやタクシー、ツアーもホテル送迎があるので特段不便はないでしょう。
ロッキー観光で1度は泊まりたいフェアモント シャトー レイク ルイーズ Fairmont Château Lake Louise
ロッキー観光の目玉の1つ、レイクルイーズの湖のそばに立つヨーロッパのお城のような高級ホテル、それがフェアモント シャトー レイク ルイーズです。
バンフの街までは車で4〜50分ほどです。
ホテルは格式高く、サービスの質もいいので宿泊者からの評価も大変高いホテルです。
客室にはマウンテンビューとレイクビューがあります。
編集部おすすめはレイクルイーズ、ビクトリア氷河が見えるレイクビューのお部屋!
時間とともに変わる風景を部屋からゆっくり眺められますよ。
ホテル周辺はあまりレストランがないのでホテル内で食事を取ることが自然多くなるでしょう。
3つのレストランの他に、24時間オープンのテイクアウトできるデリもあります。
ルームサービスメニューには子供用やグルテンフリー、ベジタリアン向けのメニューもあるので、部屋で家族、カップルで景色を眺めながらの食事もゆっくりできます。深夜小腹が空いた時にはデリから24時間デリバリーしてくれますよ。
現地発着のロッキー観光ツアーは、ピックアップ場所としてバンフエリアのホテル以外にも、フェエモントレイクルイーズも含むレイクルイーズエリアのホテルにも対応しているものがほとんどなので観光の拠点としても不便はありません。
素晴らしい景色を堪能できる格式ある高級ホテルに泊まりたい方におすすめです!
フェアモント シャトー レイク ルイーズの空室状況と最安値価格をチェック
編集後記
カリガリー空港からバンフの街まではBanf AirporterやBrewster Expressというシャトルバスが便利です。
チケット予約時に自分が宿泊するホテルを降車場所に選べばそのホテルで降ろしてくれます。
ただ途中色々なホテルに立ち寄るので順番によっては到着まで多少時間はかかるかも知れませんが、乗り換えなどないのでとても楽チンです。
春〜秋は山々や湖の自然が美しいロッキー、冬もウィンタースポーツをする人にとってはたまらない場所です。
ぜひ自分だけの楽しいロッキー旅行を楽しんできてくださいね!