5つ星ホテル

バンコクは世界の高級ホテルがずらり!おすすめ滞在エリアと5つ星ホテル3選

バンコクは物価が安いイメージがありますよね!

食事や交通費などは日本と比べてかなりリーズナブルです。

でも全ての物価が安いわけではありません。輸入品や日本食レストランや海外のチェーン店での食事は、日本と遜色ない価格になることもあります。

ホテルについてはというと、格安ゲストハウスからエコノミークラスのホテル、世界中の高級ホテルに長期滞在用のアパートメントホテルまで宿泊施設のバラエティが豊富、宿泊料金も様々です。

とはいえ、バンコクにある高級ホテルの多くは東京にある同じブランドのホテルや同カテゴリーのホテルと比べると宿泊料金が安いと感じる方が多いでしょう。

東南アジアへ旅行する楽しみの1つに、物価の安さを活かして日本ではなかなか泊まれないような高級ホテルにリーズナブルに泊まることではないでしょうか?

そこで今回はバンコク内で高級ホテルが集まる3エリアとおすすめ高級5つ星ホテルをご紹介したいと思います。

リゾート気分の高級ホテルが勢揃い!チャオプラヤー川沿い

Chao Phraya River Photo by psteph(Pixabay)

チャオプラヤー川沿いは世界的な最高級ホテルが勢揃いしていることでも有名なエリアです。

もちろん市内のもっと中心部、繁華街エリアにも高級ホテルがありますが、チャオプラヤー川沿いのホテルに共通しているのは南国気分を味わえるリゾートホテルタイプであることでしょう。

多くのホテルがチャオプラヤー川を眺められる部屋やテラスレストラン、バーなどを用意しています。

またホテルの敷地には緑の多い庭があったり、広めのプールが設けられていたり、部屋のつくりもゆったりとしていて、おこもりステイにもぴったりなホテルが多いです。

タクシーでホテルに向かうのは一番便利ではありますが、ホテルの中にはBTSのサパーンタクシン駅からすぐのところにあるサトーン船着場から送迎の専用船を出しているところもあるのでホテルに行くまでにも気分が盛り上がります。

サトーン船着場から出るチャオプラヤー・エクスプレスという定期船を使えば、ワットポー、ワットプラケオ、ワットアルンなどの寺院に行くにもちょうどいいです。

またここからは川沿いの倉庫跡を利用したショッピング&エンターテイメントスポットのアジアティークへの船も出ています。

アジア一の称号も!
マンダリンオリエンタルバンコクMandarin Oriental Bangkok

Authors Wing Photo from Mandarin Oriental Bangkok

高級ホテルがそろうチャオプラヤー川沿いの中でも、バンコクで1度は泊まりたいホテルといえばマンダリンオリエンタルではないでしょうか。

宿泊料金的にはチャオプラヤー川沿いの他の高級ホテルの中では1段階お高めですが、同じ時期に東京のマンダリンオリエンタルに宿泊するよりはお安めです。
(同時期宿泊の場合の目安:バンコク5万〜/香港5万〜/東京9万〜/KL2万前後〜/上海2万前後〜)
*宿泊料金は時期により変動します。記載の価格はあくまで参考となりますので実際の予約の前はは必ずご自身でご確認ください。

しかもバンコクのマンダリンオリエンタルは、そのサービスの質の高さからアジア一と称されるほどの最高級ホテル。

ちょっと奮発するかもしれませんが質と価格を天秤にコスパを考えれば1度は滞在してみたいところ。優雅で満ち足りた滞在が経験できることでしょう。

そんなマンダリンオリエンタルバンコクの創業は1876年と古く140年超の歴史を誇ります。

当時、バンコク初の西洋風ホテル、ザ・オリエンタル・バンコクの名前でオープンしました。その後、1974年にマンダリンオリエンタル傘下に入りました。

ホテルは3棟からなり、2階建の旧ザ・オリエンタル・バンコクの建物だったオーサーズ・ウィング、その背後にあるのが1958年建造のガーデン・ウィング、ガーデン・ウィングとプールを隔てて反対側になるもっとも背が高く大きな近代的な建物がリバー・ウィングです。

オーサーズ・ウィングにはかつてサマセット・モーム、ジョセフ・コンラッド、ノエル・カワード、ジェームス・ミッチェナーの名を冠したスイートがありました。

映画「サヨナライツカ」の舞台になったり、香港の映画スター故レスリー・チャンが好んだと言われる部屋があったのもオーサーズ・ウィング。

その後、オーサーズ・ウィングとガーデン・ウィングは2016年改装オープンし、開業当初の面影は生かしつつも内装は一新。

オーサーズ・ウィングのスイートはアンバサダースイート、ロイヤルスイートの2タイプとなりました。

Royal Suite Photo from Mandarin Oriental Bangkok

スイートルームに名を残していたホテルゆかりの4名の文豪の名前は、オーサーズ・ラウンジのプライベート・ラウンジの名前として残されています。

オーサーズ・ウィングの後ろにあるガーデン・ウィングはコロニアル調とモダンでシックなデザインが折衷したインテリア。

この建物にはガーデン・スイートとガーデン・ルームがあります。また部屋の作りもワンフロアタイプと2階があるメゾネットタイプあります。

Garden Suite Photo from Mandarin Oriental Bangkok

上記以外の部屋タイプは全てリバー・ウィングにあります。

チャオプラヤ川に対してリバー・ウィングの後方の部屋を除けばほぼ全室がリバービューです。

世界展開の高級ホテルの多くはモダンでスッキリしたインテリアでどこに行っても安心できますが、反面ご当地ならではの色は薄くなりがちです。

でも、マンダリンオリエンタルは西洋と東洋のインテリアがうまく融合していて、タイに来たというエキゾチックさと上品さを感じることができます。

スタッフの気配り、動きがプロフェッショナルと評判です。

ちなみにWIFIはホテルの公式サイト以外のホテル予約サイトから予約した場合、 FANS OF M.Oという会員登録をすると無料になります。

ホテルまではサトーン船着場からの専用船もありますよ。

マンダリンオリエンタルバンコクの空室状況と最安値価格をチェック

チャオプラヤ川沿いには他にも高級ホテルが勢ぞろいです。

時期によってはペニンシュラホテルは東京の半分程度、シャングリラホテルは1/3程度、ウェスティンホテルやヒルトン、シェラトンホテルも東京で宿泊するよりも何割かリーズナブルな価格で宿泊できるのは魅力です。

外資系高級ホテルも多いバンコク中心部!ルンピニー公園南側〜シーロムエリア

Lumphini Park Photo by igorovsyannykov(Pixabay)

シーロムはバンコクの中枢部といえるエリアです。昼は高層ビルで働くビジネスマンであふれるエリアですが、夜になるとレストランやカフェなどでにぎわう人気の観光スポットです。

ルンピニー公園南側にある地下鉄MRTのシローム駅の前を通るシーロム通りがエリアの中心になります。

ちなみにシーロム駅近くにはBTSサラディーン駅もあるので、移動面を考えても便利なエリアです。

バンコクの目貫通りであるシーロム通り沿いにはたくさんのお店のほか銀行、レストラン、ホテルなどが並びます。

歓楽街で有名なパッポンがあるのもシーロムエリアですし、日本人街で有名なタニア通りがあるのもこのエリアです。

タニア通りは日本人向けの居酒屋や飲み屋も多く、一瞬新宿を歩いているような感覚を覚えるかもしれません。

また、シーロム駅近くにあるルンピニー公園のフードコートはローカルグルメスポットとしてとても有名で、朝にはリーズナブルで美味しい朝食を求める人々が集まります。

シーロム通りにはドゥシタニホテルや映画「ハングオーバー2」で登場したルブアアットステートタワーのようにタイのローカル系高級ホテルから、プルマン、メレディアン、Wなどの外資系高級ホテルなどたくさんの高級ホテルがあります。

時期にもよりますが東京で泊まると3万円以上する世界展開のホテルも1万円台から宿泊できることがあります。

世界展開の安定クオリティ!
ル メリディアン バンコク Le Meridien Bangkok

Suite Photo from Le Meridien Bangkok

ル メリディアンは世界展開するホテルグループ、スターウッドプリファードゲスト(Starwood’s Preferred Guest (SPG) )傘下ホテルでタイだけでも、バンコクの他にチェンマイ、チェンライ、空港とバンコクの間、サムイ島にもあります。

バンコクのルメリディアンはパッポン通りまでは歩いて3−4分、BTSスカイトレインのサラデーン駅から徒歩10分弱ほどのところにあり、観光の拠点としてもアクセスは良好です。

ホテルの周囲もコンビニやレストランも近いので、タイに初めて行くのでちょっと不安という人にとってもシーロム界隈のエリアは非常に便利で滞在しやすいでしょう。

全体としてモダンで洗練されたインテリアがおしゃれな都会的なホテルです。

各客室は清潔で、窓が大きく明るいです。高層階からバンコクの街や夜景も望めます。

インテリアは白、ブラウンのアースカラー基調なので落ち着いて滞在できて快適です。

CIRCULAR SUITE Photo from Le Meridien Bangkok
VISTA TWIN Photo from Le Meridien Bangkok

日本人のスタッフや日本語を話せるスタッフがいるので、わからないことがあれば日本語で相談できとても安心です。(2017年時点)

朝食のメニューも豊富で、ホテルスタッフのホスピタリティにも定評があります。

立地的にも便利ですし、世界展開の高級ホテルブランドなので、家族での滞在にもおすすめです。

ちなみにSPGグループのホテルは、公式サイトから無料会員登録しておくことでWIFI利用が無料になります。

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大使館が集まるセレブエリア!チットロム〜プルンチット/ラチャムダリ

Central Embassy Photo by picaidol(Pixabay)

BTSスクンヴィットラインのチットロム駅からプルンチット駅があるプルンチット通りと、それと垂直に交差するBTSシーロムラインのラチャムダリ駅があるラチャムダリ通り、並行して走るランスアン通りやワイアレス通りは高級エリアです。

それもそのはず、アメリカ大使館をはじめイギリス大使館やニュージーランド大使館にイタリア大使館、ベトナム大使館・・・と大使館が集まる高級エリアです。

そのためレストランのチョイスも幅広く、高級フレンチレストランから洗練されたアジア料理まで各国の料理を楽しむことができます。

また、このエリアにはタイ最大級のショッピングモール、セントラルワールドの他、ゲイソンをはじめ、セントラルエンバシーバンコクにセントラルチットロムなど世界のハイブランドがショップを構える高級路線のショッピングモールもあります。

国際的な空気が漂うエリアで、欧米系の人の割合が高いのもこのエリアの特徴かもしれません。

  • オークラ・プレステージ バンコク
  • パークハイアット
  • グランドハイアット
  • ウォルドーフ・アストリア(改装中)
  • セントレジス
  • ラグジュアリーコレクション(SPG系列の高級ホテルブランド)
  • Mギャラリー(アコーホテルズの高級ホテルブランド)
  • アナンタラ(ローカル系)

上記のようにホテルも日系、世界展開のホテルチェーン、タイ拠点のローカル系まで最高級クラスのホテルが本当に多く集まっています。

長期滞在用のレジデンスも高級路線が多いです。

駅直結!サービスも安定感ある
インターコンチネンタル バンコク InterContinental Bangkok

Photo from Inter Continental Bangkok

インターコンチネンタル バンコクはBTSチットロム駅とショッピングモールのエラワンに直結していて、ローケーションが非常にいいです。

世界展開のチェーンホテルなのでサービスがビジネスライクかと思われるかもしれませんが、そこはタイ、朗らかな笑顔のスタッフがウェルカムフラワーなどで宿泊客を迎えてくれます。

スタッフは温かく親切で、対応もプロフェッショナルと評判です。

さらに他の国では見られないほどの彩りと種類をとりそろえたウェルカムフルーツもうれしいかぎり。

ホテル内の設備も充実していますが、特に屋上のプールはぜひ行ってほしい場所です。

夜でも利用でき、周辺の夜景とともに楽しむ時間は格別のものになるはずです。

Pool Photo from InterContinental Bangkok

客室はブラウンやベージュ系などでまとまっていて高級感があるモダンでシックなインテリア。広さも十分です。

バスルームも広めのバスタブとシャワーブースがあり癒されます。

Grande Deluxe Photo from InterContinental Bangkok

プラトゥーナム市場やヒンドゥー教のエラワン寺院、有名な観光名所も近く、日本人だけでなく欧米の観光客にも非常に高い人気を誇っています。

子連れの家族旅行でも安心して滞在できるホテルですね。

客室のWIFIが通常有料なのが難点ですが、インターコンチネンタルホテルを運営するIHGグループのウェブサイトで無料会員登録しておくとWIFI利用が無料になります。

インターコンチネンタル バンコクの空室状況と最安値価格をチェック

編集後記

バンコクには他にもたくさんの高級ホテルがありもっとたくさんご紹介したい気持ちでいっぱいです。

それなりの価格はするものの、欧米や日本で宿泊することに比べ、非常にコスパがいいと感じると思います。

川沿いでちょっと喧騒から離れてゆったりホテルに滞在するのもいいですし、中心部に滞在して日中はアクティブに動き夜はラグジュアリーな空間でゆったりするのもいいでしょう。

ぜひあなたの目的にあう素敵な滞在ができるホテルを選んでくださいね!

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