サンフランシスコはロサンゼルスと並びカリフォルニアを代表する都市。
ダウンタウンにはレンガ造りの古い建物が並びロマンティックな雰囲気が楽しめます。
坂の町としても知られ、そびえたつような急斜面にはびっくりすること間違いなし！
観光の街で旅行客も多く各国らの移民も多いため、オープンな空気であふれています。
そのため親切な人が多いです。治安もさほど悪くないので安心して滞在できるます。とはいえ気をつけたほうがいいエリアもありますので、観光におすすめな滞在4エリアと気をつけたいエリアをご紹介します！
交通の便がよくホテル、デパートも多い！ユニオンスクエア周辺
滞在の基本にするならば、ユニオンスクエアがおすすめ。
サンフランシスコ国際空港から公営高速鉄道のBART（Bay Area Rapid Transit）を使って最寄りのパウエルストリート駅まで約30分ほどとアクセスがいいです。
BARTに加えケーブルカーや地下鉄のMUNI、バスなどの基本の交通機関の停留所が密集しているので観光にとても便利です。
観光スポットのフィッシャーマンズワーフやゴールデンゲートブリッジまでも直通の交通手段があるため、サンフランシスコが初めてで基本の観光スポットを見て回りたい方にも最適です。
ユニオンスクエア周辺はホテルも多いです。
ウェストフィールド（WestField）やマージーズ（Macy’s）、ニーマンマーカス（Neiman-Marcus）などのデパート、主要ブランドの店も多いので、お買い物やお土産さがしにも苦労しません。
ユニオンスクエア自体は大きい広場なのですが、土日などはコンサートなどのイベントも開かれており、滞在の合間のちょっとした時間に休憩するのに使えます。
仕事の合間などにコーヒーを買ってユニオンスクエアでのんびり…という地元の人も多くのんびりとした空気が漂っています。
クリスマスは大きなクリスマスツリーとスケート場がオープンし、日本とはまた違うクリスマス気分が味わえます。
スタイリッシュなお店が並び若者に人気！ヘイズバレー
街の雰囲気を楽しみながらおいしいものも味わいたい…という方には、ユニオンスクエアからバスやUberで10〜15分ほどのヘイズバレーはいかがでしょうか。
レストランやおしゃれなショップが並ぶ注目のエリアです。
洋服や雑貨などこだわりのものを見つけたいならこのエリアで探せます。
内装やディスプレイにこだわっているお店が多いのでウインドウショッピングでも十分楽しめますよ。
スイーツのお店も多く、Mietteというお菓子屋さんは淡いグリーンとピンクの内装がかわいらしく、女子ならときめくこと間違いなし！
売ってあるお菓子もカラフルで見ているだけでウキウキします。
Chantal Guilon Macaronsはマカロン専門店。
色とりどりのマカロンは美しい装飾が施されたものもあり、見た目にも楽しいです。
味もクリームが濃厚でおいしいですよ。
散策のお供には、地元で人気のSmitten Ice CreamのアイスやRitual Coffee Roastersのコーヒーがおすすめ。
特にRitual Coffeeは、BlueBottle Coffeeにより日本でも話題になったサードウェーブコーヒーの源流といわれています。
コンテナを利用したおしゃれなスタンドも一見の価値あり。
近くにBlueBottleCoffeeのスタンドもあるので、飲み比べるのもいいかもしれません。
また、本格的なジャズが楽しめるSFJAZZも近くにあります。
ほぼ毎日コンサートが行われており、チケットもネットで予約できるので興味のある方はジャズを楽しんでみてはいかがでしょうか。思い出深い滞在になるはず。
テーマパークみたいな波止場が楽しい！フィッシャーマンズワーフ
fisherman’s wharf（漁師の波止場）の名に表されるように、フィッシャーマンズワーフ周辺はゴールドラッシュでサンフランシスコが栄え始めて以来の漁港です。
今ではサンフランシスコの定番の観光スポットの1つになっています。
エリアとしてはサンフランシスコの北部、ギラデリ広場からピア35あたりまでです。
フィッシャーマンズワーフから見えるゴールデンゲートブリッジの美しさは必見の価値あり。
ピア39はレストランやお土産店などのお店もたくさんあって、ちょっとしたテーマパークのような雰囲気で、子供と一緒の家族旅行にも楽しいエリアですよ。
また、ここに来たらぜひ名物の「ボウディン」のクラムチャウダーを！
1849年創業のベーカリーが作るサワードウという少し酸味のあるパンを容器に、熱々のクリーミーなクラムチャウダーはベストマッチです。
フィッシャーマンズワーフへはユニオンスクエア近くのパウエルストリートステーションからケーブルカーが出ています。
サンフランシスコの移動といえばやはりケーブルカー！レトロ感あるケーブルかーは1度は乗ってみたいところ。
フィッシャーマンズワーフ周辺はホテルも比較的多く、場所によっては窓から海が見えるホテルもあります。
夜もダウンタウンよりは静かなので落ち着いて過ごせます。
ユニオンスクエア近くの高級住宅街！ノブヒル
ユニオンスクエアからテイラーストリートやメイソンストリートを登っていくとノブヒルと呼ばれる高級住宅街になります。
ノブヒルは、その昔チャールズ・クロッカー、リーランド・スタンフォード、マーク・ホプキンス、Ｃ.P.ハンティントンの四大鉄道王が居を構えたこともある高級住宅地。
現在も他のエリアとは一味違う高級感、威厳が残る地区です。
見所としてはゴシック様式が美しいグレース大聖堂。
その他、坂道を歩くのはちょっときついですが、素敵なレストランも。
ホテル数はユニオンスクエア周辺より少なめですが、フェアモントサンフランシスコやインターコンチネンタル マーク ホプキンス サンフランシスコノブヒルのように市内でも屈指のラグジュアリーホテルがあります。
ユニオンスクエアなどのダウンタウンへも近く、格式ある高級ホテルに泊まってみたい方がこのエリアをチェックしてみるといいでしょう！
避けたほうがいいエリア テンダーロイン
旅行客も多く明るい雰囲気のあるユニオンスクエアですが、西側のテンダーロインという地区は治安が悪いことで有名です。
その区画に足を踏み入れるとなんとなく空気感が変わることに気づくと思います。
夜はもちろんですが昼間もなるべく立ち入ることは控えましょう。
編集後記
お子さんと一緒の滞在ならゴールデンゲートパークもおすすめです。
ゴールデンゲートパークとはサンフランシスコ北西側にある巨大な公園です。
周辺にホテルがあまりないのでユニオンスクエア周辺に宿泊して、バスやMUNI、Uberを使って20分ほどで行くことができます。
とても広いので美術館や庭園など多くの施設があり1日滞在しても回り切れないほど…！
そんな中でのイチ押しは、AcademyofScience（カリフォルニア科学アカデミー）です。
大型の博物館でプラネタリウムや広い水族館、南国の蝶や鳥が放し飼いにされているドームなどがあり、子どもはもちろん、大人もじっくりと楽しめます。
かなり広いので見るのに体力を使いますが、魚たちを下から見ることができるトンネルや大きな熱帯魚の水槽の前には座ることのできるスペースがあるので休憩もできますよ。
美しい魚たちにちょっと休憩のつもりがついつい時間を忘れて見入ってしまうかもしれません。
珍しい白いワニも見ることができるので、一味違った旅の思い出にいかがでしょうか？
そのほか、ゴールデンゲートパークには、子ども達の遊べる遊具やメリーゴーランド、バイソンを間近で見られるバイソンパドックなど楽しめるスポットがもりだくさんです。
かなり広く徒歩での散策はむずかしいので、行きたい施設を絞ってバスやレンタサイクルを利用すると効率的に回れます。
また、公園は広いため夜になると気をつけたほうがいいので、日暮れごろには公園を出るのをおすすめします。
坂道は多いですが綺麗な景観も多いサンフランシスコ、ぜひ楽しい思い出を作ってきてくださいね！
