海外で日本との文化の違いを感じたり、行き当たりばったりのレストランでローカルご飯を食べたり、これって旅の醍醐味ですよね!
でも反面、
「どこでごはんを食べようか?」
「いくらくらいかかるのか?」
「チップはいくら払ったらいいのか?」
面倒くさいと感じる人もいるでしょう。
そんな時におすすめなのが、オールインクルーシブのプランがあるホテルへの滞在。
オールインクルーシブってよく耳にしますが日本ではあまり馴染みがないですよね。
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宿泊費用にホテル提供の食事やドリンク、ビーチリゾートならエンジン使用がないマリンスポーツやヨガなどのアクティビティ、ジャグジーやプール利用が含まれたプランのこと。
(アルコールは一部含まれる場合と、有料の場合があります。) [/su_spoiler]
メキシコやモルディブ、カリブ海のリゾートではオールインクルーシブのホテルも多いです。
もっと日本に近いアジア、バリ島でもオールインクルーシブを楽しめるホテルがあります。
ホテル内で好きな時に食事や軽食がとれ、ドリンクも一部を除いてはレストランでも、プールサイドでも飲み放題。
中にはマッサージ付きや夜のエンターテイメント鑑賞を含むところもあるので、観光で忙しく過ごすよりホテルでのんびり過ごしたい方にはぴったりです。
バリ島ではとくにリゾートエリアとして開発されたヌサドゥアに集中しています。
そこで今回はバリ島でオールインクルーシブプランががあるおすすめホテルをご紹介します!
- 1. 家族旅行にグッド!グランド ミラージュ リゾート タラソ バリ Grand Mirage Resort & Thalasso Bali (タンジュンベノア)
1. 家族旅行にグッド!グランド ミラージュ リゾート タラソ バリ Grand Mirage Resort & Thalasso Bali (タンジュンベノア)
グランド ミラージュ タラソ バリはバリ島のオールインクルーシブがあるホテルとしては日本人の間でも有名です。
バリコレクションなどがあるヌサドゥア中心部から車でだいたい10分くらい北上したベノア岬があるタンジュンベノアにあります。
デンパサール国際空港からは渋滞状況にもよりますが車で約30分ほどの距離です。
グランド ミラージュの部屋タイプはバラエティが豊富です。
通常のダブルやツインの他に、子供用の2段ベッドがある部屋や、2ベッドルーム、3ベッドールームの部屋もあります。
そのため2世帯や3世帯で一緒に行っても部屋は同じだけどそれぞれのプライバシーを保つことができます。
グランド ミラージュにはウォータースライダーがあるプールもあるので子供連れの家族旅行にうれしい施設がそろっています。
含まれる内容は、食事、ドリンク(アルコールは一部)、エンジン使用のないマリンスポーツなどなど。
3泊以上の宿泊だと空港送迎やジェットスキーなどのエンジン付きのマリンスポーツのバウチャーも付いてきます。
ホテル自体は新しくはないのですが清潔と評判です。
グランド ミラージュ タラソ バリの空室状況と最安値価格をチェック
2. カップルにおすすめ!ラグジュアリーなサマベ バリ スイーツ & ヴィラズ Samabe Bali Suites & Villas (ヌサドゥア)
サマベ バリ スイーツ & ヴィラズはバリコレクションがあるヌサドゥア中心部からさらに南に15分ほど行ったエリアにあります。
部屋は本館側のスイート(ホテル)タイプと戸建のヴィラタイプに分かれます。
もしカップルや新婚夫婦ならその名もハネムーンスイートという部屋タイプがおすすめ。
2人で使うには十分すぎる広さに、プライベートプールが付き、窓の外は一面が海!
感動ものの眺めです。
どの部屋タイプもオールインクルーシブプランは2泊以上から利用可能です。
サマベ バリ スイーツ & ヴィラズは比較的小さなホテルですが、敷地内で他のゲストと顔を合わせることも少ないです。
静かで優雅な時間を過ごすことができます。
ホテル前にはプライベートビーチも!
サマべバリではマッサージやタナロット寺院など観光スポットツアー、民族衣装を着ての写真撮影などのアクティビティも1泊につき1つ選ぶこともできます。
24時間対応の専任のバトラーが身の回りの世話をしてくれるので快適に過ごせます。
電話すればいつでもどこでも食事やプールまで日焼け止めも持って来てくれます・・・至れりつくせりです。
サマベ バリ スイーツ & ヴィラズでは日本語はほぼ通じませんが、世界中のゲストを迎えているので、こちらからお願いをしなくても進んで手伝うことはあるか聞いてくれますよ。
日本人は頼むことになかなか遠慮する傾向にありますが、こういう時にこそ思いっきりお願いして優雅に過ごしてみてください。
5つ星ホテル、プライベートプール付きの部屋、24時間のバトラーサービスなどなど全部含まれていると考えると、同レベルの他のラグジュアリーホテル比較お得感があります。
サマベ バリ スイーツ & ヴィラズの空室状況と最安値価格をチェック
3. 日本語対応あり!メリア バリ Melia Bali (ヌサドゥア)
メリアバリはスペイン発祥の国際的なホテルグループ、メリアインターナショナルが運営するホテルです。
メリアインターナショナルはバリ島内に4つのホテルを展開しています。
メリア バリはヌサドゥアがリゾート開発された初期に建てられたホテルで30年の歴史があります。
空港まで車で約30分、バリコレクションは歩いて約10分、大型スーパーマーケットHardysも車で10分程度です。
メリアバリのロビーは吹き抜けで天井にはバリ絵画が描かれ、雰囲気も南国、バリに来た!という気分が味わえます。
ホテル棟の客室は木を多用したダークブラウン基調でリゾート感があります。
ヴィラやバレ(東屋)は茅葺きでバリの伝統的な建築様式が取り入れられています。
多少古さを感じるところもありますが定期的にリノベーションを行っていて、きれいに手入れされているので清潔です。
ヴィラなどはむしろ適度な古さがいいスパイスになっています。
メリアバリには日本語が話せるスタッフが複数いますし(*)、日本食レストランも入っているので言葉や食事にちょっと不安な方は心強いです。(*2017年時点の情報)
オールインクルーシブプランには食事、ドリンク、アクティビティ以外にレストランで夜毎行われるバリ舞踊などのエンターテイメントなども含まれています。
24時間前にリクエストすればピクニックランチも手配してくれます。
オールインクルーシブに最低宿泊数はありませんが、滞在中ずっとそのプランで過ごすことが条件になっています。
メリアバリのプールは大きくて浅い部分もあるのでお子さんも一緒に楽しめますよ。
部屋のカテゴリーをThe Level(通常のホテルのクラブルーム)にするとクラブラウンジや専用プールが使えます。
朝食もThe Level限定でソレントレストランで取れたり、ルームサービスできたりとプラスのサービスがあります。
敷地も広くたくさんのアクティビティもあるのでホテル内の滞在も楽しめます。
日本語対応があるので滞在中の相談が気軽にできるのは魅力です。(*2017年時点の情報)
4. カジュアル路線!ソル ビーチ ハウス ベノア バリ Sol Beach House Benoa Bali All Inclusive by Melia Hotels International (ヌサドゥア)
ソル ビーチ ハウス ベノア バリはメリアバリと同じメリアインターナショナルによって運営されています。
時期にもよりますがオールインクルーシブで泊まるなら1泊あたりです。
メリアバリより1万円前後リーズナブルなカジュアルラインのオールインクルーシブホテルです。
立地はヌサドゥア中心部から少し北上してベノア岬の付け根あたりにあります。
デンパサール国際空港(ングラライ国際空港)からは車で約30分前後、バリコレクションまでは車で約10分ほど。
ホテル周辺にはあまりお店などはないので、夜外でごはんが食べたい場合は少し遠出をする必要があります。
外出が多くなる場合はオールインクルーシブプランはなくてもいいかもしれません。
ホテル内でずっとのんびりという方おすすめです。
ソル ビーチ ハウス ベノア バリの空室状況と最安値価格をチェック
5. 高原でのんびり。ピタ マハ リゾート & スパ Pita Maha Resort & Spa (ウブド)
ピタ マハ リゾート&スパはウブドの高級ホテルで有名なロイヤル ピタ マハの姉妹ホテルです。
ロイヤル ピタ マハよりややリーズナブル路線。
オールインクルーシブではありませんが1泊3食付きのプランがあります。
ウブドにはピタ マハのように1泊3食付き(フルボード)のプランを提供しているホテルがいくつかあります。
ピタ マハはウブドの中心モンキーフォレストから車で約10分、デンパサール国際空港(ングラライ国際空港)からは渋滞状況にもよりますが1時間20分ほどです。
ホテルは森の中にチャンプアン渓谷を眺める位置に建てられています。
山の地形を生かしたホテルなのでヴィラの中にはにロビーからたどり着くまで石段の階段を昇り降りしないといけないこともあります。
足腰の弱い方はロビー近くの部屋をリクエストするのがいいです。
わら葺きの外観にあちらこちらに石の彫刻があり、伝統的なバリの建築様式でつくられています。
クタやヌサドゥアのホテルのようにモダンなエッセンスは潔いくらいありません。
そのため昔ながらのバリっぽさを感じられるヴィラに滞在したい方にはおすすめです。
とても風情があります。
ピタ マハは新しいホテルではありませんが清掃も行き届いており気分が良く滞在できます。
部屋からの渓谷の眺めは素晴らしいです!
渓谷に突き出したようなインフィニティプールからも絶景が見えます!
プールに入っているとまるで森の中に浮かんでいる気持ちになれますよ。
ヴィラの外にもチェアやデイベッドになりそうな大きめなベンチがあるので森の清々しい空気に包まれ心身共リラックスすることができます。
滞在中は簡単なおつまみ的なおやつかバリのお菓子を頂けるアフタヌーンティーサービスもあります。
ものすごくたくさん食べる方でなければ3食プランでもオールインクルーシブと遜色ないくらいごはんの心配をせずホテル内でゆったり滞在できます。
とはいえちょっと散策もしてみるにもこのホテルはおすすめです。
ピタ マハの前の道路は舗装されていて、周りにはオシャレなお店やレストランも点在しています。
中心地ではないものの適度に便利な場所にあります。
散歩や無料のレンタサイクルで走ってみるのも楽しいでしょう。
リンク先は各ホテル予約サイトの価格プランを一覧比較できるHotelscombinedのサイトになります。
プラン一覧上部に「次のプランを表示する」で、朝食付き、昼食付き、夕食付きにチェックを入れると1泊3食付きプランに絞ってみることができますよ。
編集後記
オールインクルーシブはこんな方におすすめ!
- お子さんが小さくていろんなところを歩き回るのが面倒という家族
- レストランを探して強引に客引きされるのがわずらわしいと感じる人
- あくせく観光するより1カ所でゆっくり滞在したい人
- ゆっくり2人の時間を堪能したいカップル
- 自分へのご褒美に優雅にスパやプールでホテル滞在を楽しみたい女子旅
- わずらわしい日常から離れてホテルでおこもりステイしたい1人旅
逆にこんな方は普通プランで泊まった方がいいかもしれません
- 観光メインで日中あまりホテルにいない人
- ごはんはその日の気分で決めたい人
オールインクルーシブというとなんとなくリッチな感じがしませんか?
滞在中毎回お金の心配をしなくていいのはやっぱり便利です。
ヌサドゥア以外のエリアではオールインクルーシブは少ないですが、
- 1泊3食(アフタヌーンティー)付きプラン
- 朝食+昼食or夕食+アフタヌーンティー付プラン
- ヨガやバリ舞踊レッスンなどのアクティビティへの無料参加のプラン
を提供しているホテルもあります。
オールインクルーシブのように食べ放題というわけではありませんが、食事も含めホテル内でゆっくり過ごせるプランを提供していところが多いです。
ちなみに食事込みにしなかったとしてもバリのホテルのレストラン価格は日本のホテル感覚で考えれば全然お手頃価格です。
ぜひ自分のスタイルに合わせて楽しいバリ滞在をしてきてくださいね!