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バンクーバーは自然と都会がバランスのいいおしゃれな街です。
英国のエコノミスト誌が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング2016」で、3位にランクインしています。
東京のような大都会ではありませんが、生活に不自由がない程度になんでも手に入り、アジア系の人も多いため食生活にも不便はありません。
ダウンタウンから徒歩圏内でいけるビーチや自然あふれる公園に素敵なカフェもあるので、のんびり散歩をしたり、ビーチでまったりしたり、サイクリングをしたり・・・リラックスするにはもってこい！
人もフレンドリーなため、留学生や富裕層のシニアのリタイア後の移住先としても大変人気です。
バンクーバーはざっくり分けると
- ショップやホテル、アイスホッケーのスタジアムなどが集中するダウンタウン
- ダウンタウンの海を挟んだ南側。地元っ子に人気のキツラノやオシャレなお店が点在するバンクーバーイースト地区＆ウェスト地区
- さらに南下して中華系の住民が多く一大チャイナタウンを形成しているリッチモンド
- ダウンタウンの海を挟んだ北側。観光スポットの吊り橋やスキー場があるノースバンクーバー
- ノースバンクーバーの西側。超富裕層が暮らす最高級住宅街のウェストバンクーバー
に分かれます。
初めて行くならやはりダウンタウン内に滞在するのが便利でおすすめ！
街自体がコンパクトなので歩いても十分回れますが、地下鉄やバス、シーバスを乗りこなせればノースバンクーバーやグレーターバンクーバー側の主要観光スポットも簡単に行くことができます。
しかもバンクーバーはノースハリウッドと称されるほどよくアメリカの映画やドラマの撮影場所として使われています。例えばドラマの撮影では「Arrow」や「Supernatural」、最近では「Super Girl 2」の舞台にもなっています。
そのため有名な俳優、女優といった海外セレブが撮影に訪れますし、カナダの国民的スポーツ、アイスホッケーのスター選手も試合などで訪れるため、ダウンタウンには世界の名だたる高級ホテル集まっています。
ダウンタウン内でもエリアによって雰囲気が変わりますので、今回はおすすめの3エリアとおすすめ高級ホテル5軒をご紹介します！
また、最後にここは治安的に避けたほうがいいというエリアも記載していますので参考になれば幸いです。
ダウンタウンおすすめエリア１：ランドマークはカナダプレイス！ウォーターフロント駅周辺
Photo by proonsite(Pixabay)ウォーターフロント周辺は海を挟んで対岸にノースバンクーバー、富裕層が多く住むウェストバンクーバーが一望できます。
バンクーバーは青空の似合うとても美しい街ですが、編集部おすすめはじつは夜景！！
バンクーバーは日が暮れるとオレンジ色で統一された街灯が街中に灯ります。日本のようにカラフルなネオンサインも少ないため、夜になると街全体が暖かな光で照らし出してとてもに美しいです。
編集部が取材した各国の夜景の中でもトップスリーに入るでしょう。
とくにダウンタウン側からノースバンクーバー側を眺めるのがおすすめ！
Photo by Quinn_Radford(Pixabay)もし海に面するホテルの高層階の部屋に泊まれたら、窓からその美しい眺めを独り占めできます。この辺は夜は静かに過ごせるエリアでもあります。
ウォーターフロントエリアからダウンタウンの中心部までは地下鉄に乗ってもいいですが、歩いても10分程度です。
また、ウォーターフロント駅からはダウンタウンと対岸のノースバンクーバーを結ぶシーバス（定期フェリー）でが運航されています。シーバスは地元の人の通勤、通学の足に使われていますが、観光客にも人気。船からダウンタウンやノースバンクーバーを眺められるので楽しいですよ。
ノースバンクーバー側のフェリー発着場には、ロンズデール・キー・マーケット (Lonsdale Quay Market)というマーケットがあります。新鮮な野菜やフルーツ、ベーカリーやクラフトショップなど80店ほどが入っていて、地元の生活が垣間みえます。
このロンズデール・キー・マーケット側から眺めるダウンタウンも絶景なのでぜひ両岸からの眺めを楽しんでみてください！
ウォーターフロントのおすすめホテル：フェアモント パシフィック リム Fairmont Pacific Rim
Gold Harbour View Photo from Fairmont Pacific Rimフェアモントパシフィックリムはバンクーバーの美しい自然の眺めを楽しめるとっておきの5つ星ホテル！
コールハーバー側の部屋に取れば、カナダプレイスやノースバンクーバーの山並み、スタンレーパークや、夜の美しい夜景など目を見張るような風景が広がります。
そのため部屋タイプのキーワードは「Harbour View」
Harbour Mountainルームや、クラブフロアのGold Harbour Viewルーム、スイートルームのCoal Harbour Corner Suiteなど、せっかく滞在するのであればハーバービュールームが断然おすすめです！
内装はモダンでスッキリした印象で高級感があります。
中心部のバラード駅（Burrard Station）や、シーバス・ターミナルがあるウォーターフロント駅（Waterfront Station）まで共に歩いて10分程度と便利です。
ダウンタウンおすすめエリア２：ダウンタウン中心部（バンクーバーシティーセンター駅、バンクーバー美術館周辺）
街の中心部にあるバンクーバー美術館とその隣にあるフェアモント ホテル バンクーバーは、絵葉書にもよく使われる街一番のランドマーク。
近くには老舗ショッピングモール、パシフィック・センター(Pacific Center)もあります。
そしてバンクーバー美術館の裏手を走るのはメインストリートであるロブソン通り。
ここはカフェ、アメリカンなハンバーガーショップから韓国料理、ギリシャ料理に日本の居酒屋など各国のレストラン、ショップやお土産物屋さんも立ち並び、昼夜を問わずにぎわっています。観光客なら必ず立ち寄る通りです。
何か日本のものが必要になった時には、ポッキーの箱がトレードマークの「コンビニ屋」もあります。日本の食材や雑貨を扱うお店で実はなかなか老舗です。また食材なら同じロブソン通りに韓国系スーパーマケットのH-Martも便利です。
おすすめホテル：ザ フェアモント ホテル バンクーバーThe Fairmont Hotel Vancouver
Photo from Fairmont Vancouverザ フェアモントホテルバンクーバーは、バンクーバー美術館のすぐ横にあり、よく絵葉書でも使われていてダウンタウンのランドマークとも言える5つ星ホテルです。
ダウンタウンの真ん中なので街歩きに疲れたらすぐ帰れる好立地。
バンクーバーに滞在するなら誰しもが1度は泊まってみたいと思うホテルかもしれません。
建物もちょっとヨーロッパの古城を思わせる要素があり、エレガントなインテリアで落ち着く印象です。
そしてここは数年前に公開され話題を読んだ刺激的な恋愛映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の撮影に使われたスイートルームLIEUTENANT GOVERNOR’S SUITEがあります。
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おすすめホテル：ローズウッド ホテル ジョージア Rosewood Hotel Georgia
ローズウッドホテルジョージアは非常に歴史のあるホテルでかつてはセレブ御用達のホテルでした。
エリザベス2世をはじめエルビス・プレスリー、ジョン・ウェインやビートルズ、ルイ・アームストロングが滞在したことがあるホテルなので、映画の歴史やクラシック映画、ジャズが好きな人にはとてもたまらないホテルではないでしょうか。
それを抜きにしたとしても非常に洗練されたインテリアに、親切なスタッフの評価が高いホテルです。
立地はバンクーバー美術館の目の前、フェアモントバンクーバーとはワンブロックの好立地です。
バンクーバー国際空港からはカナダラインでCity Centre駅へ。駅のすぐそばにホテルはあります。
おすすめホテル：ザ サットン プレイス ホテル バンクーバー The Sutton Place Hotel Vancouver
ザ サットン プレイス ホテル バンクーバーはロブソン通りとダウンタウンからグレーターバンクーバーへ続くバラード・ストリートという大通りの交差する地点にあります。
ロブソン通りからも近いので非常に便利がいいですし、バンクーバー国際空港からはカナダラインでCity Centre駅へ。駅からは徒歩7−8分ほどです。
ベージュを基調とした柔らかで重厚なインテリアは落ち着いた印象でゲストを迎えてくれます。
ベン・アフレックやアーノルド・シュワルツェネッガー、ダコタ・ファニングなどなど他にも多くの著名人をもてなしたことがある5つ星ホテルです。
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ダウンタウンおすすめエリア３：ハイセンスでおしゃれなイエールタウン！
Photo by the_nautilus(Pixabay)バンクーバーの中でもっともハイセンスなエリアといえばイエールタウン。
素敵な高級コンドミニアムが建ち並び、ダウンタウンの中でも富裕層が住まう高級住宅地でもあります。
レンガ造りの倉庫を活かしておしゃれなショップやレストランがあり、どことなくニューヨークのソーホーを彷彿をさせるおしゃれな街並みです。
ブレンズコーヒーやスターバックスのようなふつうのカフェもありますが、1人あたりの単価が1万円を超えるようなレストランもありますし、スーパーマーケットの価格設定もやや高めです。
イエールタウンにはフォールス・クリーク（False Creek）とよばれる入り江があり個人所有のクルーザーがずらっと並んでいたりまします。
また、入り江にあるフェリー乗り場からは人気スポットのグランビルアイランドへフェリー（と言っても小型のかわいらしい船です）で行くことができるのですが、ダウンタウンの景色も眺められるのでかなりおすすめです。
このフォールス・クリークのあたりは晴れの日は海がキラキラして本当に綺麗で、公園でのんびりしている人、サイクリングやランニングをする人、犬のお散歩をしてる人など、みんな思い思いの時間を楽しんでいます。
有名人が出没する可能性が高いエリアなので、運がよければアイスホッケーのスター選手や映画撮影の合間のセレブに会えるかもしれませんよ。
バンクーバー国際空港からはカナダ・ラインで１本で、最寄駅はイエールタウン・ラウンドハウス(Yaletown-Roundhouse)駅です。
スカイトレイン（地下鉄）に乗るにもバスに乗るにも便利なロケーションです。
イエールタウンのおすすめホテル：オーパス ホテル Opus Hotel
オーパス ホテルはイエールタウンにふさわしいカラフルでファッショナブルなインテリアの５つ星ホテルです。
ホテルのすぐ目の前がイエールタウン・ラウンドハウス駅です。
有名なミュージシャンの滞在が多く、過去にはジャスティン・ティンバーレイクや映画「バーレスク」に出演していたシェールやクリスティーナ・アギレラなども滞在したことがあります。
ホテルの1つ隣のブロックには地元の人にも人気のパティスリーGANACHEがあります。スイーツ好きでしたらぜひチェックしてみてください！
避けたほうがいいエリア：イースト・ヘイスティング（E.Hesting）とダウンタウンのチャイナタウンエリア
バンクーバーは治安のいい街ですが、一部ここは避けたほうがいいというエリアもあります。
それがイースト・ヘイスティング（E.Hesting）とダウンタウンのチャイナタウンエリアです。通りでいうとイースト・ヘイスティング通り（E. Hesting） と交差するアボット通り（Abbott St.）からメイン通り（Main St.）は要注意です。
ダウンタウンの穏やかで陽気な雰囲気とは一転、バンクーバーの中心部ですがこのエリアは少し空気感が変わります。
道端で寝転んでる薬物ジャンキーを見かけるかもしれません。ここを通るのはなるべく避けたほうがいいでしょう。
ただし例外の時期としては、このエリアにあるオッペンハイマーパークで毎年夏に開催される日系カナダ人最大の夏祭りパウエル祭（The Powell Street Festival ）開催期間中、日中であれば多くの人が集まってにぎやかなので楽しめますよ。
その際も、夜は周辺一帯が気味の悪い雰囲気になるの明るいうちに帰ったほうがいいでしょう。また徒歩ではなくバス利用をおすすめします。
ちなみにスカイトレインのチャイナタウン駅を降りてすぐの中華系スーパーT&Tと隣のシネマコンプレックスは日中に行くぶんには問題ありません。T＆Tではアジア系の食材が充実していて日本食の材料も手に入りやすいです。
中華系スーパーT&TはOK! Photo by richoz(Pixabay)空港近くのリッチモンドというチャイニーズカナディアンが多く暮らすエリアに美味しい中華料理屋さんもあるので、バンクーバーのチャイナタウンをのぞいてみたい場合はそちらがおすすめです！
いかがでしたか？
バンクーバーは美しい自然に、オシャレな街並み、フレンドリーな人たちとふれあいなどなど、滞在中は心おだやかにゆったり過ごせるので1度行ったら9割以上の人が大好きになって帰ってきます。
寒い時期は高級ホテルでちょっと安く泊まれることもあります。7〜9月の夏がハイシーズンのためホテル価格も高くなります。
ただバンクーバーの夏は日本と違ってカラッとしているので日陰は涼しく過ごしやすいのでベストシーズン！
天気がいい日は最高に気持ちがいいですし、花火大会や夏祭りもあるで、ぜひ夏のバンクーバーを楽しんでほしいです！
