香港はせまい土地ながら多くの人が訪れるため、特にセントラルやチムサーチョイなどの中心部のホテル料金は部屋の広さやサービスの質からしてちょっと割高に映ることもあります。
一方で、中心部から地下鉄で数駅離れるだけでも比較的コスパのいい穴場のホテルも見つかります。
特に香港は地下鉄での移動がとても便利なので、地下鉄駅で数駅離れたとしても中心部まで出かけるには苦労しません。
そこで今回は人気のコーズウェイベイエリアにある、コスパのいいデザインホテル、バタフライ オン ビクトリア (香港蝴蝶酒店)Butterfly on Victoriaの宿泊レポをご紹介いたします!
ロケーション:銅鑼湾駅のお隣、天后駅すぐ!
天后(ティンハウ)駅は香港島を東西に走る地下鉄MRT港島線(Island Line)の銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅の隣です。
この路線はとても便利です。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅以外にも、エアポート・エクスプレスが発着する香港駅直結の中環(セントラル)駅や、九龍側の中心尖沙咀(チムサーチョイ)へ向かう荃湾線(Tsuen Wan Line)に乗り換える金鐘(アドミラルティ)駅など観光客が必ず使う駅を通ります。
ちなみに銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅周辺はSOGOやツモリチサト、ズッカなど日本のデパートやショップもあり、非常ににぎわっています。とくにSOGO前の横断歩道などは渋谷のスクランブル交差点を思わせるくらい人手が多いです。
一方で、天后(ティンハウ)駅もコーズウェイベイ・エリアにありますが、銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅から1つ隣に来ただけで人も多すぎず、落ち着いたエリアになります。
バタフライオンビクトリアは、天后(ティンハウ)駅A1出口からホテルが見えるくらい近いです。徒歩3分もかからないくらいです。
2階建トラムの停留所もホテル前の大きな通りに出ればすぐです。
香港は女性が夜歩いていても大丈夫なくらい治安はいいですが、やはり夜遅くに人気のない場所を1人で歩くのは避けたいもの。
バタフライオンビクトリアは駅出口から見えるので安心感があります。
また、香港は1年の大半が蒸し暑い時期になります。ホテルと駅が離れていると、暑い日差しの中そこまで歩くだけでも想像以上に疲れるものです。その点でも駅近のホテルを選ぶことをオススメします。
香港国際空港からバタフライオンビクトリアへのアクセスは、エアポート・エクスプレスで香港駅に到着後、タクシー利用で70~80HKD(約1200円ほど)です。
地下鉄の乗り換えがないので荷物が少ない場合は、香港駅からMRT利用も便利です。
またエアポートバスの停留所もホテルからすぐの場所にあります。
ホテル周囲は朝早くから夜遅くまで空いているお店がたくさんあるので食べるには困りません。
とくにホテルから一区画へだてたところを通る電気道は有名な香港のローカルグルメストリートの1つ。
香港スタイルの雲呑麺に魚のすり身団子が有名な麺屋さん、お粥屋さん、店頭に焼豚やローストダックが吊るされたご飯屋さんに甜味(中華系のスイーツショップ)がずらりと並び、食事に関してはかなり充実しています。
またホテルのすぐ横にはパシフィックコーヒーや24時間オープンのマック、また、セブンイレブンや薬局も近いので大変便利です。
館内&スタッフ:スタイリッシュなインテリアに親切なスタッフ!
ホテルの内装は全体的にスッキリ、スタイリッシュな感じです。
夜遅くについて疲れ気味にエントランスに入ると、ふわりといい香りがして気分がスッキリしたのがとてもよかったですね。
深夜着でもハキハキ対応してくれました。レセプションは24時間対応なので深夜早朝のフライトでも安心ですね。
客室へ行くエレベーターではカードキーをかざしてから階数ボタンを押すことになっているのでセキュリティ面も安心。
エレベーターに乗った時にちょうど居合わせたスタッフがこちらが何も言わなくてもエレベーターの操作を実演してくれたり、出かける時も必ずドアを開けてくれたり、スタッフの対応がとてもよかったのが好印象でした。
客室&バスルーム:コンパクトで必要十分な客室
まず部屋はとてもきれいです。そしてベッドメークが可愛い!
ベッドの枕にはホテル名にもある蝶のアクセサリー!花のクッションも置いてあります。
寝るときには蝶々は外さないといけないのでちょっと手間ですが、遊び心があるお出迎えですよね。
ちなみに連泊している場合は、2日目以降はベッドメークが入っても蝶は外されていました。
香港中心部のホテルなのでものすごく広いというわけにはいきませんが、スーツケースも余裕で開けます。(香港のホテルの中には狭すぎてスーツケースを開くにも苦労するところもあります。)
ホテル滞在を楽しむという方にはせまいかもしれませんが、日中は街中に出かけている時間が長い方には十分な広さです。
収納スペースがけっこう多く、入ってすぐセキュリティーボックス兼クローゼットスペースがあります。下部にはちょっとした空間があり、これがスーツケースを収納するのにちょうどいいスペースなのです。不在中ハウスキーピングが入ることを思うと荷物はここに入れておくといいかもしれません。
無料のペットボトルの水が1日2本ついてきます。冷蔵庫もあり、中には何も入っていないのでこの水を入れて置いたり、近くで買った食べ物を入れておくのもいいでしょう。
ちなみに部屋からの眺めは夜景などは期待できません。
また、香港全体に外は暑いけど中は寒い!という現象も、客室内にエアコンのリモコンがあるので寝る前には電源を落とすとちょうどよかったです。
バスルームもとてもコンパクト。トイレ、シャワー、小さめの洗面台があります。こちらもとても清潔に保たれています。
アメニティはホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、シャワージェルの他、固形石鹸、歯ブラシ、シャワーキャップ、コーム、スリッパと一通り揃っていました。
シャワーはちゃんと熱いお湯も出るし、水圧もいいです。
ただ1つ難点だったのが、編集部が滞在した部屋がたまたまそうだったのかもしれませんが、やや水はけが悪かったこと。
とはいえ、しばらく待てばきちんと流れるので大きな問題にはなりませんでした。
おすすめポイント
- 地下鉄駅から近い!
- 客室内にローカルコール無料、3Gが使えるスマホがあり外出時にも持ち出せるので、地図検索に重宝!
- ホテルの予約時のプランによってはポケットwifiの貸し出しがあるので、日本でレンタルしなくてもいい!
- ローカルなごはん屋さんが充実
- 宿泊料金と部屋やスタッフ、周辺環境を考えるとコスパがいい!
- 1万円代で泊まれるホテルの中ではコスパがいい。
安い時であれば1万を切るときもある。
こんな方におすすめ!
- 1人旅やカップル、友達同士の滞在
- 観光に便利な駅近、きれい、でもリーズナブルなところに泊まりたい方
- できるだけ中心部でリーズナブルなところに泊まりたい方
いかがでしたか?
バタフライホテルは香港内のアクセスのいい場所に複数展開しています。
今回紹介したホテルも含め、
- ローカルグルメ堪能、天后駅すぐのButterfly on Victoria
- コーズウェイベイ駅徒歩圏のButterfly on Morrison
- セントラル駅周辺のButterfly on Wellington
- シェンワンエリア、ビクトリアハーバーの夜景が見えるButterfly on Waterfront
- 九龍側・MTR尖沙咀駅から近いButterfly on Prat
と5軒運営しており、いずれも宿泊客からの口コミ評価が高いホテルとなっています。
香港のホテル宿泊料金はけっこう高めです。
ホテル予約サイトHotels.comがまとめた世界のホテル宿泊料金調査レポートHotels.com Hotel Price Index™ 2016の「日本人旅行者が海外の宿泊施設で支払った宿泊料金」によれば、香港のホテル宿泊の相場は平均16,367円です
バタフライオンビクトリアの宿泊料金は時期にもよりますが、1万円代前半やオフシーズンであれば1万円以下で泊まれることもあります。
コンパクトな室内ですが、機能性もあって、おしゃれ、立地も便利なので、時期による宿泊料金の変動が大きい香港において、ハイシーズンでも比較的お手頃価格で泊まれるので、かなりコスパが高いと言えるでしょう。
香港のホテル宿泊費は時期による変動幅もかなり大きく、時期によって1万円以上差がつくことがあるので、旅を思い立ったら是非早めにチェックしてみてくださいね!
> バタフライ オン ヴィクトリア (Butterfly on Victoria)の空室・料金をチェック
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