コラム

ドラルド・トランプ氏のホテルは?世界の富裕層に人気のラグジュアリーホテル・ブランド・ランキング

トランプ・インターナショナル・ニューヨーク

こんにちは 富裕層向けの旅、ホテル記事の担当をしている鈴木です。

みなさんは こんなリサーチ結果があるのをご存知でしょうか?

The 2017 Global Hotels Luxury Brand Status Index
(2017年グローバル・ホテル・ラグジュアリーブランド・ステータス指標ランキング)
これはNY拠点のラグジュアリーマーケット調査会社Luxury Instituteが、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、中国、日本の7ヵ国の富裕層3,900人に調査を行い、富裕層に人気の高いホテルブランドをランキングにしたものです。
富裕層の区分けはそれぞれの通貨で規定されていますが、日本だと所得1,500万円以上が対象。

世界で最も富裕層に人気のホテル第1位はアマン・リゾーツ!

アマン創業者、エイドリアン・ゼッカー氏は自分の別荘を造るような感覚で理想のリゾートをつくりました。それがアマンのはじまり。

”別荘”の発想でつくられたホテルは採算度外視ともいわれるほど空間を贅沢に使用しています。
その土地の伝統文化を取り入れた洗練されたインテリア、 アメニティ、リネンなど隅々まで質の高さが光る唯一無二のホテルとして、セレブの心を掴み、アマンジャンキーというリピーターも生まれました。

日本には東京・大手町の皇居外苑そばの緑が見える場所に、2014年アマン・リゾーツ初の都市型ホテル、アマン東京がオープンしました。
アマン東京のロビーも天井が高く非常に開放的で、館内はシックで落ち着いた大人の空間が広がります。
また、アマン東京でぜひおさえておきたいのがブラック・アフタヌーンティー。
週末などは1~2か月先まで予約が埋まっていることもある今一番予約が取りにくいアフターヌーン・ティーとして有名です。
(注:2016年アマン・リゾーツのオーナーはロシアの実業家ウラジミール・ドローニン氏になりました。)

第2位はアルマーニ・ホテルズ

そう、あのジョルジオ・アルマーニがインテリアを手掛けたホテルです。
最初のホテルがあのドバイの世界一高いビル、ブルジュ・ハリファ(206階建て)に入ったことでも話題となりました。

2軒目のホテルは、ジョルジオ・アルマーニの本拠地ともいうべきイタリア ミラノあります。
室内はベージュ、ブラウンを基調とした落ち着いた色調のシンプルでラグジュアリーなインテリアに仕上がっています。
最上級の空間と、最上級のレストラン、また予約時からさりげなくゲストの滞在をサポートするライフスタイルマネージャーが、富裕層の満足感とリピート滞在につながっています。

 

第3位以下にランクインしたホテルブランド

  • The Ritz-Carlton Hotel Company(ザ・リッツ・カールトン ホテル カンパニー)
  • Shangri-La Hotels & Resorts(シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ)
  • The Peninsula Hotels(ザ・ペニンシュラ・ホテルズ)
  • Waldorf Astoria Hotels and Resorts(ウォルドルフ・アステリア・ホテル・アンド・リゾーツ)
  • Maybourne Hotels(メイボーン・ホテル・グループ)

調査先7カ国で1位に選ばれたホテルブランド

  • 米国:Aman Resorts(アマン・リゾーツ)
  • 英国:Jumeirah Hotels Group (ジュメイラ・ホテルズ・グループ)
  • フランス:Small Luxury Hotels of the World(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド
  • ドイツ:Mandarin Oriental(マンダリン・オリエンタル)
  • イタリア:Waldorf Astoria Hotels and Resorts(ウォルドルフ・アステリア・ホテル・アンド・リゾーツ
  • 日本:Armani Hotels(アルマーニ・ホテルズ)
  • 中国:InterContinental (インターコンチネンタル)

調査を行った7カ国でトップに選ばれたホテルを見比べると、見事に好みが分かれているのが興味深いですね。

フランスで1位になったスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(Small Luxury Hotels of the World™、SLH)は、単独の運営者が持つホテル・グループではなく、小規模ながら高品質な独立系のホテルで構成されているのが特徴的なホテルブランドです。
フランスと独立系の個性派ホテルブランドという組み合わせがなんとも納得の組み合わせです。

一方、日本にはアルマーニ・ホテルはないにもかかわらず富裕層の選ぶ1位にランクインしています。
圧倒的な知名度のたかさの表れかもしれませんね。

友人、家族にオススメする価値があるホテルブランド

アンケート項目には人気ランキングだけではなくこんな項目もあります。

富裕層が友人に勧める価値ありホテルとしては

  • マンダリン・オリエンタル
  • ザ・ペニンシュラ・ホテルズ
  • リッツ・カールトン
  • シャングリ・ラ ホテル&リゾーツ、
  • SLH

以上の名前が多く挙がりました。

富裕層が友人にオススメする可能性が低いホテル・ブランド

人気ブランドとは反対に、オススメされる可能性が低いホテルとしてはTrump International Hotels(トランプ・インターナショナル・ホテルズ)とオールインクルーシブプランで有名なClub Med(クラブ・メッド)の名前があがりました。

富裕層が選ぶ人気ホテルブランド、いかがでしたか?

日本ではまだ馴染みの薄いホテルもありますが、上位にランクインしたホテルは誰もが憧れるラグジュアリーホテルブランドばかり!
一生に1度は泊まってみたいところばかりですね。

(参照記事:http://www.marketwired.com/press-release/luxury-institute-reveals-rankings-global-luxury-hotel-brands-affluent-travelers-from-2164164.htm)

ABOUT ME
Suzuki
the FLAT PLANET編集部員の鈴木です。 お金持ちはどんな旅行をするのか?どんなホテルに泊まるのか?などなど富裕層に関連した記事を主に担当しています。 去年は好きが高じてフィナンシャル・プランナー2級を取得、編集部の仕事のかたわら時おり友人の資産運用の相談にものっています。 夢はプライベートバンクに口座を持つこと。 旅は人生をより豊かにしてくれます。みなさんの旅がより充実するようなそんな情報を発信していけたらと思っています。